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臨床研究部会
都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会

第3回 臨床研究部会

平成26年7月8日、国立がん研究センターが主催する第3回都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会臨床研究部会が、国立がん研究センター国際研究交流会館で開催された(配布資料1)。全国の都道府県がん診療連携拠点病院のうち、臨床試験部会に参加を希望した医療機関からの部会委員もしくは代理出席者、厚生労働省がん対策・健康増進課スタッフおよび、国立がん研究センターのスタッフが参加した。

開会にあたり臨床試験部会改め「臨床研究部会」とすること、臨床研究部会長を国立がん研究センター理事長堀田知光から国立がん研究センター研究支援センター研究推進部長 福田治彦へ交代することが承認された。

以降は、本部会長 福田治彦が議事進行を行った。まず、臨床研究部会要綱案が提示され承認された(配布資料3)。続いて、臨床研究部会の経緯説明が行われた(配布資料4)。

次に、「がん診療拠点病院等の整備に関する指針」(配布資料5、6)の中の、臨床研究コーディネーター(CRC)の配置についてのディスカッションが行われた

国立がん研究センター研究支援センター研究推進部長 福田治彦 写真

新整備指針に対応するため、CRCを常勤かつ施設での正規雇用とすべきではないか等の意見が出され議論が行われた。部会として、(地域拠点は必須ではないが)都道府県拠点には研究者主導試験を支援するCRCは必要であり、「CRC(常勤)を置くこと」を指定要件に含めることを臨床研究部会の要望とすることでコンセンサスが得られた。

続いて、各施設におけるCRC研究支援体制の現状についての報告がなされ、議論が交わされた。

その後、CRC教育をどのように進めるべきかについて議論を行った。セミナー開催の要望のほか、OJT(On the Job Training)が足りないとの意見、研究者主導試験を支援する部門の設置、CRCをマネージメントする人材の教育の必要性などの意見が寄せられた。

今後CRCの配置と雇用形態に関する再調査を実施し、CRC教育ワーキンググループを立ち上げ、その中で具体的な方針などを検討することとなった。

会場風景 写真

配布資料1  第3回 都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会-臨床研究部会Agenda 配布資料3  都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会 臨床研究部会設置要綱(案) 配布資料4  臨床研究部会の経緯説明およびミッションとスコープの確認 配布資料5  拠点病院新整備指針-臨床試験関連事項抜粋 配布資料6  がん診療連携拠点病院等の整備について

更新・確認日:2014年08月20日 [ 履歴 ]
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2014年08月20日 掲載しました。
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