はじめにご確認ください
1.当研修はオンライン開催です。パソコンやヘッドセットマイク、静かな個室をご準備いただくのが受講の条件です。その他のオンライン研修環境についてはこちらをご覧ください。
2.基礎研修(3)には2つのコースがあり、所属施設によって申し込むコースが異なります。所属施設が国指定施設もしくは非拠点施設かどうかは、「病院を探す」でご確認ください。なお、国指定施設を優先するため、非拠点施設の希望者は受講できない可能性が高いことをご了承ください。
開催日時・会場・主催
開催日:
第1回 07月23日(水)~24日(木)
第2回 07月25日(金)~26日(土)
第3回 08月26日(火)~27日(水)
第4回 08月28日(木)~29日(金)
開催時間:1日目・2日目 9:30~16:30
※時間は変更になる場合があります。
※研修終了後、30分程度のグループメンバー同士の交流時間を設けます。
会場:オンライン開催(zoom)
主催:国立研究開発法人 国立がん研究センター
研修のねらい
本研修は、がん対策基本法およびがん対策推進基本計画にもとづき、がん相談支援実践の均てん化と充実を図ることを目的として、平成20(2008)年度に開講しました。厚生労働大臣が指定するがん診療連携拠点病院等でがん相談支援業務に従事する相談員が、基礎知識、技術、態度を習得することにより、相談支援機能の充実と相談対応の質の担保・向上を目指しています。
対象
<国指定コース/非拠点コース共通>
1.がん相談を主な業務とする医療・福祉関係の有資格者
*患者・家族に対応するものの医療・福祉関係の資格をもたない事務職員やピアサポーターなどの場合は、がん相談支援センターに所属し、かつ、同部署内の有資格者によるバックアップ体制が整っている場合に限り、お申し込みいただけます。
2.病院長の推薦を受けている者
3.基礎研修(1) (2)の受講証書を受けている者
4.過去に基礎研修(3)を修了していない者
5.個人の相談対応件数が1件/週以上の者
※個人の相談対応件数が0件/週の方はお申し込みできません。なお、今年度4月1日付けで配属になったばかりの者に限り、直近1週間に同席した相談件数を申請することができます。学習効果の観点から、研修当日までにできるだけ多くの相談対応件数を確保してください。
※本研修への申し込みは1施設あたり最大2人/年までです。同一施設から2人申し込む場合は、施設内で推薦順位を付け正確に申請してください。2人の申請に不一致がある場合は、選考に影響しますのでご留意ください。申し込み締め切り後は、受講者変更および推薦順位の変更はできませんのでご注意ください。なお、今後、研修提供体制の見直しに伴い、施設あたりの申込者数や募集人数などを変更する場合がございます。
<国指定コース>
6.厚生労働大臣による指定を受けた「がん診療連携拠点病院」「特定領域がん診療連携拠点病院」「地域がん診療病院」「小児がん拠点病院」のいずれかに所属する者
7.がん診療連携拠点病院等の現況報告書に「専従」「専任」として、現在記載されている者
*申し込み時点でがん相談の「専従」「専任」「兼任」として配置されている者が対象で、兼任の場合は業務の2割(週1日)以上をがん相談業務に従事している者とします。
<非拠点コース>
6.厚生労働大臣による指定を受けた拠点病院以外の施設に所属する者
7.がん相談支援センターに準ずる部署に配属されている者
*患者・家族、地域住民等からのがん相談に週1日以上対応する者が対象です。
*所属施設が医療機関以外の場合は、受講をお断りする可能性が高くなります。
*所属なしの場合は、施設長による推薦書が必要となるため、申し込みできません。
※(重要)当センターは基礎研修(3)と同じプログラムの研修会をがん相談教育ネットワーク事業と協力して開催しています。非拠点病院の方はこちらの受講をご検討ください。
募集人数
336名
※国指定コースと非拠点コースの合計数。
学習内容(予定)
1.目的
相談員に求められる基本姿勢と役割を理解し、相談者個々のニーズに沿った相談支援を行うために必要な知識・スキル・態度を学ぶ
2.学習目標
1) がん相談支援センターやがん専門相談員に求められる5つの基本姿勢を理解する
2) からだ・こころ・くらしの観点から包括的に対象理解を深める重要性を認める
3) 知識・予測・意図をもとにコミュニケーションスキルを活用する意義を認める
4) 主訴だけでなく真のニーズが潜在することを意識した相談対応の重要性に気づく
5) 基本姿勢、対象理解、アセスメント等の知識を適用し、相談者主体の支援計画を検討する
6) 支援計画を反映した電話相談対応にチャレンジし、気づき・課題を見出す
7) 相談者の想いを叶えるための院内外との連携における留意点について、自らの見解を示す
3.プログラム
チーフ・ファシリテーター:(決定次第掲載予定)
1日目のプログラム | |
---|---|
オリエンテーション | 挨拶、目的・学習目標の確認 |
講義(復習) |
|
グループワーク | 「事例1 子宮頸がん患者への相談支援」 |
全体共有・振り返り |
2日目のプログラム | |
---|---|
講義(復習) |
|
グループワーク | 「事例2 大腸がん患者家族への相談支援」 |
全体共有・振り返り |
教材・参考資料
申し込み
1.申込期間
申込開始:04月04日(金)
申込期限:04月11日(金)
2.選考結果通知
05月23日(金) までに、教育研修管理システムに登録されたメールアドレスに選考結果を連絡します。
申込手順
1.必要書類の準備
①推薦書(指定のWORDで作成;押印不要)
- 同一施設から2名申し込む場合は、同一ものを各自準備してください
- 推薦書(WORD)は、2025年3月上旬頃に掲載します
②推薦書提出先
- 事前課題提出フォルダー(教育研修管理システムの指導者研修ページ内)
推薦書の記載内容は、教育研修管理システムでの登録内容と一致するようお願いします。記載内容について、登録されたメールアドレスに事務局から問い合わせする場合がございますので、メールを随時確認してください。記載された期日までに返答がない場合に、選考対象外となることがあります。
2.教育研修管理システム(Web)上での登録
PDF化した推薦書ファイルを手元に準備し、教育研修管理システムの研修申込よりお申し込みください。
選考方法
推薦書や申込項目に記載された要素を項目毎に点数化し、上位の申込者から受講確定します。書類不備や記載不備、推薦書と教育研修管理システムとの内容の不一致がある場合は減点対象となりますので、ご留意ください。応募者多数の場合は、選考の上、補欠枠を設けることがあります。その際は、対象の方に別途通知します。また、申込者が定員に満たない場合でも、推薦書や申込項目の内容によっては、お断りする場合がございます。
受講料
1.受講料
国指定施設: 受講料無料
非拠点施設: 33,000円(税込)/人
2.(非拠点コースのみ)受講料支払い方法
受講料のお支払い方法は、こちらをご覧ください。
※注意点
- お支払い方法を選択した後は変更することはできません。
- 一度納入された受講料は返金できません。
- バーチャル講座を選択された場合の振込先は受講者様ごとに異なりますので、施設内でまとめて支払う等の対応はお控えください。
- 受講料のお支払いの後で、事前課題の受講が可能になりますので、お早めにお支払いください。
修了証書
事前課題への取り組み、および、研修2日間の出席をもって修了証書をメール送信します。
なお、国指定コースの修了者全員に「相談員バッジ」を配布しておりましたが、2024年度からは希望者が別途購入することにしております。購入希望の方は、研修終了後、こちらから交付申請をしてください。
申し込みにあたっての注意事項
- 申し込みは必ず期限内にお願いします。期限を過ぎた後の申し込みは、理由に関わらず、お受けしません。
- 申し込み締め切り前の変更について
教育研修管理システムでの申し込みを取り消し後、再申し込みをお願いします。 - 受講確定後の日程の変更について
ご希望の日程を考慮しますが、状況によっては希望以外の日程になることもございます。希望の日程でなかった場合にも、受講日程の変更はできません。同一施設内の受講者同士での日程変更もお受けしておりませんので、予めご了承ください。 - 申し込み取り消しについて
締め切り前の取り消しは、教育研修管理システム上で可能です。申し込み期間が過ぎている場合や受講確定後の場合は、速やかに下記問い合わせ先までご連絡ください。 - 修了証書の発行について
修了証書には申し込み時点でユーザー登録されている情報(氏名・施設名等)が反映されます。申し込み期限後に申込内容に変更があった場合や変更が予定されている場合には、速やかに下記問い合わせ先までご連絡をお願いします。無連絡による修了証書の再発行はいたしません。 - 推薦書の記載内容と教育研修管理システムへの登録内容について
推薦書の記載内容と教育研修管理システムでの登録内容が一致するようご確認ください。また、記載・登録内容について登録したメールアドレスに事務局より問い合わせする場合がございますので、随時確認してください。回答期日までに返答がない場合は、選考対象外となることがあります。
問い合わせ先
次年度委託業者決定次第記載
その他
1.本研修のがん診療連携拠点病院等の指定要件における位置付け
本研修は、がん診療連携拠点病院等の指定要件において、修了者の配置が求められている研修です。
2.本研修の「認定がん専門相談員」認定事業における位置付け
「認定がん専門相談員」の認定申請(申請区分:新規)に必要な教育研修(Ⅱ群)として位置づけられています。
3.開催に関わる緊急連絡・当日緊急連絡先
今後の連絡は教育研修管理システムにユーザー登録したメールアドレスに送信いたします。当日の緊急連絡先も、研修日直前に受講確定者にメールにてご連絡いたします。
(受講決定後)事前課題
1.事前課題
1)Eラーニング受講
受講決定のご連絡後、研修開始の1か月前までに、事前課題のEラーニングの視聴方法をご案内します。研修当日までに、受講者全員が視聴してください。
2)事例の聴取および演習ワーク
Eラーニング受講後に、事例1と2を視聴し、逐語録を確認しながら指定のワークに取り組んでください。
受講者の方へのお知らせ(持ち物等)
詳しくは、受講者の方へメールにてご案内いたします。
- 事前に取り組んだ演習ワークシート
- 講義資料
- グループ名簿
- 時計やタイマー(スマートフォンの機能でもOK)
※講義資料やグループ名簿は、PDFデータで共有しますので、印刷の上、当日ご参加ください。紙媒体でのテキスト配布はございません。
当日の参加方法および事前接続テスト
1)当日の参加方法
2日間とも、静かな個室よりパソコンとヘッドセットをご準備の上、ご参加ください。
2)接続テスト 研修開催日の2~3週間前頃に、オリエンテーション(WEB会議システム接続確認、操作方法確認)を予定しています。詳細が決定次第、受講者へご案内します。
Zoomでの画面共有、チャットでのファイル送受信などを体験しておいてください。
その他、「オンライン研修の環境(相談員研修)」をご確認ください。