- 日時
- 2021年03月19日(金)17:30~18:30
- テーマ
- 長崎大学病院検査部における新型コロナウイルス感染症検査の取り組み
(長崎大学病院発信)
司会 国立大学病院機構 長崎大学病院 検査部部長 栁原 克紀
1.長崎大学病院における新型コロナウイルス検査について
長崎大学病院 検査部 佐々木 大介
当院検査部では1月下旬より国立感染症研究所病原体検出マニュアルに則ったPCR検査法の検討を開始。全国的な感染拡大に備えることとし、多量の検体が提出された際への対処としてRNA抽出工程の一部を自動化できる機器を購入し検体処理の効率化を図った。当院における新型コロナ遺伝子検査体制にて、またその他の新型コロナ検査法などに関して紹介する。
2.新型コロナウイルスに対する検査の考え方と当院の取り組み
長崎大学病院 検査部 太田 賢治
COVID-19の拡大とともに、検査の重要性が知れ渡り、広く議論されるようになった。コロナ禍においては検査を元に診断、疫学、研究を積み上げていく必要がある。核酸増幅検査・抗原検査・抗体検査の特徴と限界について概説し、有効な検査の用い方について考え、当院の取り組みとこれまでのデータを紹介する。