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【臨床検査技師向け】 2022年

臨床検査部メディカル・カンファレンス[2022-第2回]

(宮城県立がんセンター 発信)
司会 宮城県立がんセンター臨床検査技術部長 村田 孝次

1.細菌検査室のICT/AST活動への関わり

宮城県立がんセンター臨床検査技術部 千葉 圭子

感染制御/抗菌薬適正使用チーム(ICT/AST)は医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師で構成し活動している。ICT/AST活動の一環である毎日のミーティングは細菌検査室で行われ、チームメンバーの検査技師だけでなく、細菌検査担当者もまじえて情報を共有している。共同調査など、ICT/AST活動への細菌検査室の関わりを紹介する。

2.生理検査室と循環器内科医の関係

宮城県立がんセンター臨床検査技術部 佐藤 美和

現在、がん治療を行う上で循環器内科の存在は欠かせないものである。当センターでは2016年に循環器内科医が赴任し、一人で全ての腫瘍循環器診療を担っている。生理検査室は赴任直後から積極的にコミュニケーションを取り、良好な関係を続けている。どのようにアプローチし現在の関係を築いたか、また循環器内科医が生理検査室へどのような影響を与えたのかなどを紹介する。

3.臨床医の要望に対する病理・遺伝子検査での取り組み

宮城県立がんセンター臨床検査技術部 内城 孝之

病理・遺伝子検査部門では、臨床医からの要望に対し、ドライバー癌遺伝子の検索や新たなコンパニオン診断薬への対応を行っている。また、がんゲノムプロファイリング検査のため良質な核酸品質の担保に努めている。今回、当センターで行っているFFPEからのドライバー癌遺伝子検索や、造血器腫瘍遺伝子検査、FISHなどについて紹介する。

4.がんゲノム医療における臨床検査技師の役割

宮城県立がんセンター臨床検査技術部 竹内 美華

当センターではがんゲノム医療連携病院として2019年9月より保険診療にてがん遺伝子パネル検査(以下CGP)の運用を開始している。当院では現在看護師、薬剤師、臨床検査技師から構成される9名のがんゲノム医療コーディネーター(以下CGMC)が、患者説明業務やその他の関連業務にあたっている。臨床検査技師のCGMCはその中でもマネジメント的役割を担い、臨床検査技師の特性を生かしながらがんゲノム医療を支えているので、その業務について紹介する。

更新・確認日:2022年07月07日 [ 履歴 ]
履歴
2022年07月07日 抄録を更新しました。
2021年01月06日 抄録を掲載しました。
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