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【薬剤師向け】 2017年

薬剤カンファレンス[2017-第2回]

(茨城県立中央病院発信)
司会 茨城県立中央病院 薬剤局薬剤科 薬剤局長 黒澤 豊彦

茨城県立中央病院は県内唯一の県立総合病院として、地域に一般医療を提供するとともに、地域がんセンターとして、高度がん診療に貢献するという重要な役割を担っている。今回、当院薬剤師の活動の中からチーム医療における薬剤師の関わりについて報告する。

1.膵がん・胆道がん教室への薬剤師の関わり

茨城県立中央病院 薬剤局薬剤科 副薬剤科長 大神 正宏

がん患者の不安や悩みを軽減するためには、病気や治療などに関する情報提供や患者教育が必要である。当院では2016年9月より膵がん、胆道がん患者を対象とした膵がん・胆道がん教室を開始し、医師、看護師、薬剤師、栄養士、歯科衛生士が講義を行っている。
これまでの膵がん・胆道がん教室の内容及び薬剤師の関わりについて報告する。

2.緩和ケア領域における当院の取り組みと薬剤師の関わり

茨城県立中央病院 薬剤局薬剤科 主任 立原 茂樹

がん診療連携拠点病院の整備に関する新指針に基づき、当院では2015年9月に緩和ケアセンターを開設した。また、2016年1月より全入院患者を対象とした“苦痛のスクリーニング”を開始するなど院内緩和ケア体制の強化を図っている。緩和ケア領域における取り組みと薬剤師の関わりについて紹介するとともに、緩和ケア体制の強化が医療用麻薬の使用量に与える影響を調査したので報告する。

3.骨転移カンファレンスに参加して

茨城県立中央病院 薬剤局薬剤科 主任 駒田 邦彦

骨転移に対しては鎮痛薬、放射線療法、外科的治療、リハビリテーションなどの多方面からのアプローチが必要である。当院において、多職種で病態・リスク・ニーズなどの情報を共有し、多方面から今後の方針を検討する骨転移チームが発足した。骨転移チームにおける薬剤師の関わりについて紹介し、カンファレンスの内容及び結果について報告する。

更新・確認日:2017年08月10日 [ 履歴 ]
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2017年08月10日 抄録を掲載しました。
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