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【薬剤師向け】 2018年

薬剤カンファレンス[2018-第2回]

(千葉県がんセンター発信)
司会 千葉県がんセンター 薬剤部長 大谷 美子

1.がん化学療法における効率的な処方監査を目指して

千葉県がんセンター 薬剤部 秋葉 昌克

当院での外来化学療法について、先ず薬剤部での準備の流れを説明する。当日施行直前の予期せぬ処方変更は、調製担当者の作業を中断させるだけでなく、煩雑な作業が生じることにより調剤事故を起こす危険性が高まるため、できるだけ避けたい。そこで、予測可能な処方変更は可能限り事前に対処すべく、処方監査レベルの均一化、EXCELを駆使した効率的な処方監査、さらに効率化を目指した疑義照会システムの導入などに取り組んだ。

2.がん専門病院におけるペグフィルグラスチムの使用状況

千葉県がんセンター 薬剤部 木内 直美

ペグフィルグラスチム(PEG G-CSF)は持続型G−CSF製剤であり、がん化学療法に伴う発熱性好中球減少症(FN)の予防に適応が承認されている。しかし、画期的な効果が期待される一方で、投与のタイミングに習熟する必要があること、多彩な有害事象が起こりうること、高価であることなどより、適正な使用法がガイドラインとして示されている。今回、2014年11月から2017年3月までの期間で、当院の実地診療においてPEG G-CSFが投与された240例について調査したので報告する。

3.がん化学療法による眼障害の状況および眼科診療連携体制の構築

千葉県がんセンター 薬剤部 関根 佳代

抗がん剤の涙液移行による眼障害について、当院の現状を調査し対策構築を目指した。まず点眼薬処方患者を対象に眼障害との関連レジメンを調査し、関連のあった抗がん剤を対象に眼障害発現状況と対処法を調査した。発現割合はS-1、PTXが1割以上、対処として非推奨のヒアルロン酸Na点眼液処方、眼科受診後も改善ない例、経過観察中の悪化例があり、全体の半数以上が改善なかった。そこで眼障害発生時の院内対処法・涙道専門医への連携フローを作成し、対処法の画一化・診療連携体制を構築した。

更新・確認日:2018年12月21日 [ 履歴 ]
履歴
2018年12月21日 抄録を更新しました。
2018年01月17日 抄録を掲載しました。
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