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PDCAサイクル開始の背景

  • 鹿児島県の医療に関しては、鹿児島大学を中心としたヒエラルキー構造がある
  • しかし、大学にいても「顔の見える関係」は部門ごとにしかできない
    • 結局のところ「顔の見える関係」をつくるためには何かツールが必要ではないかと着想
  • そこで、階層的な構造を生かしつつ、まずは病院や部門を横断した「顔の見える関係づくり」をすすめることに注力
    • 鹿児島県内の病院はある種競合関係でもあるため、病院や県をあげて共同でプランに沿って行動していくのはなかなか難しいと判断
    • ただし、各病院内では、人員を十分に配置できていないなど、弱い部門が存在。そうした部署における「均てん化」や「顔の見える関係」を基に連携体制を整備していくことは可能ではないか

PDCAの具体的な取り組み内容や工夫

  • 県下統一版の地域連携パスから着手
    • 厚生労働省が「地域連携パス」を重点項目にあげていたことが背景
    • 県内の重点箇所に出向く、関係者に地域の拠点病院に集まってもらうなど、対面での情報交換も行う
  • 「私の手帳」センターの立ち上げ
    • 書類上の連携体制構築、研修会への参加の門戸拡大などにより、県内の診療所やクリニックとの協力・連携を加速
  • 4部門合同研修会および各部門のPDCAの取り組みを開始
    • 地域連携パスや私の手帳センターはあくまで一方向。均てん化のためには合同で研修会や部門会を行う必要を感じた
    • がん相談支援部門が先んじてPDCAの概念を自分たちで取り入れ、続いて緩和ケアやがん登録の方でも取り入れた
    • がん相談支援部門の取り組みが国立がん研究センターで骨子に取り上げられたことで、他部門にも刺激
  • 2週に1度のペースで、部門関係者と事務方が集まって会議を開催
    • 鹿児島大学病院や連携協議会についての議論を行うことで、抜け漏れがなく進行できている

PDCAの効果/振り返り

  • 4部門合同研修会の開催や部門ごとのPDCAの取り組みを通して、自主的に取り組みを決めていくことができている
    • 地域連携パスや私の手帳センターの取り組みは「一方向の」顔の見える関係づくりだったが、結果として、研修会や部門会への呼びかけに参集する基盤となっている
    • また、県全体の取り組みを行う際には、「顔の見える関係」に加え、患者さんも含めた「互いの利益」を感じることが重要となる
  • 4部門合同研修会のような「全体会合」においても参加者は増える傾向
    • 現在はいくつかの病院から会合の日程調整依頼が来るなど、より活性化している
    • 例えば拡大治験や混合診療などの日本全体の目標における変化に対しても、県全体での取り組みを喚起する議論がみられる
  • 事務局とは組織横断的にイーブンな関係を構築できている
    • 最初の地域連携パスの作成で行動を共にし、横断的に仲良くなっていたことが大きい
    • 組織横断的な協力関係構築のためには「互いの利益」を感じることが重要であろう

今後のPDCA

  • 引き続きPDCAを各部門で回していき、情報共有を図っていく
  • 国の政策に対応していく
    • 国の政策に合わせた地方での動きについて、研修会などを通してどのように情報共有を図っていくかは、今後の大きな論点と考えている
  • 各部門においては、自主的に部門内でのチームやグループを編成し、取り組みをすすめていく
更新・確認日:2017年04月19日 [ 履歴 ]
履歴
2017年04月19日 掲載しました。
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