2016年11月1日 がん診療連携拠点病院に求められる機能の充実に関する提案を提出
平成26年1月に厚生労働省が示した「がん診療連携拠点病院等の整備に関する指針」に定められた体制を整備できるよう、これまで各がん診療連携拠点病院が努力してきたことにより、がん診療連携拠点病院の機能は徐々に充実してきています。しかし、がん診療連携拠点病院に求められる機能や期待される役割が年々増加しているため、医療現場は疲弊し、現在の体制ではその機能を十分に発揮することが困難な状況です。
都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会では、都道府県がん診療連携拠点病院が中心となって進めるべきさまざまな事項について議論が行われました。本連絡協議会での検討を経て、がん患者とその家族が納得して治療を受けられる環境を整備するため、また全国のがん医療の質を向上させるため、本連絡協議会は、「第3期がん対策推進基本計画の策定に向けたがん診療連携拠点病院に求められる機能の充実に関する提案」をとりまとめ、平成28年11月1日に厚生労働省へ提出いたしました。また、「がん相談支援センターからみたがん対策上の課題と必要と考えられる対応についてのご報告」も併せて提出いたしました。
それに先立ち、平成28年10月20日にがん対策推進協議会長へ、同様の提案及び報告を提出いたしました。
【厚生労働省健康局長宛て】
第3期がん対策推進基本計画の策定に向けたがん診療連携拠点病院に求められる機能の充実に関する提案
がん相談支援センターからみたがん対策上の課題と必要と考えられる対応についてのご報告
【がん対策推進協議会長宛て】
第3期がん対策推進基本計画の策定に向けたがん診療連携拠点病院に求められる機能の充実に関する提案
がん相談支援センターからみたがん対策上の課題と必要と考えられる対応についてのご報告