日時:2021年12月10日(金) 13:00~16:00
開催形式:オンライン会議システムを利用
令和3年12月10日都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会 緩和ケア部会が国立がん研究センターの主催によりオンラインで開催された(資料:議事次第)。全国の都道府県がん診療連携拠点病院の緩和ケア部門の責任者および実務者、各都道府県の緩和ケア関連会議の責任者が出席した。
冒頭、都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会長 中釜斉より、がん対策 がんとの共生という観点から、がん患者が安心して療養生活を送ることができる社会を実現するため、緩和ケア担当者の皆様で忌憚ない意見交換をしたい旨、挨拶がなされた。以降、議事次第に沿って、国立がん研究センターがん医療支援部長 若尾文彦が議事を進行した。
まず、厚生労働省健康局がん対策・疾病対策課 加賀谷裕介様より、第3期がん対策推進基本計画の中間評価と次期計画の策定に関する紹介がなされた(資料1)。
次に、日本緩和医療学会理事長 木澤義之先生より、都道府県の医療計画ならびに市町村の地域包括ケアシステムの策定における緩和ケア専門家の関与について(資料2)、国立がん研究センター東病院精神腫瘍科長 小川朝生より、地域の緩和ケア診療体制について(資料3)、青森県立中央病院緩和ケアセンター看護専門官 山下慈先生より、青森地域の地域包括緩和ケアシステムの推進について(資料4)それぞれ紹介がなされ、都道府県全体で取り組む地域の緩和ケア提供体制について意見交換がなされた。
続いて、がん診療連携拠点病院整備指針の見直し提案に関する意見交換を行った(資料5)。
その後、緩和ケア部会事務局から新型コロナウイルス感染症のがん診療連携拠点病院の緩和ケア診療への影響に関する調査結果(資料6)の報告があり、日本緩和医療学会理事長 木澤義之先生より、緩和ケア研修会のオンライン化に伴う開催方法について紹介があった(資料7)。
おわりに、国立がん研究センターがん対策研究所がん医療支援部長 若尾文彦より、がん診療連携拠点病院の整備指針の見直し提案は、本日の部会の意見を踏まえて提案を取りまとめていくこととし、閉会となった。
<資料>
議事次第(PDF: 144KB) 資料1 緩和ケアに関する情報提供 (PDF: 1.39MB) 資料2-1 都道府県の医療計画ならびに市町村の地域包括ケアシステムの策定における緩和ケア専門家の関与について (PDF: 2.76MB) 資料2-2 添付資料2-2.(PDF: 3.72MB) 資料2-3 添付資料2-3.(PDF: 482KB) 資料3 地域の緩和ケア診療体制について(PDF: 6.11MB) 資料4 青森地域における 地域包括緩和ケアシステムの推進(PDF: 2.65MB) 資料5 がん診療連携拠点病院整備指針に対する見直し提案(PDF: 787KB) 資料6 新型コロナウイルス感染症の影響に関するアンケート結果 (PDF: 737KB) 資料7 日本緩和医療学会からの情報提供
緩和ケア研修会のオンライン化に伴う開催方法(PDF:927KB) 資料7-1 添付資料7-1.(PDF:823KB) 資料7-2 添付資料7-2.(PDF:153KB) 資料7-3 添付資料7-3.(PDF:466KB) 資料7-4 添付資料7-4.(PDF:296KB) 資料7-5 添付資料7-5.(PDF:140KB) 資料7-6 添付資料7-6.(PDF:628KB)
参考資料
参考資料1 がん診療連携拠点病院を対象としたアンケート結果(PDF:1.95MB) 参考資料2 がん診療連携拠点病院_緩和指定要件見直し提案_ご意見(PDF:147KB) 参考資料3 がん診療連携拠点病院COVIDアンケート結果とアンケートフォーム(PDF:719KB) 参考資料4 緩和ケア病棟COVID第2回アンケート結果(ホスピス緩和ケア協会調査資料)(PDF:693KB) 参考資料5 地域緩和ケア連携調整員研修_緩和ケアチーム研修企画_資料(PDF:944KB)