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【多職種向け】 2026年

多地点合同メディカル・カンファレンス[2026年度-第7回]

長崎大学病院 
緩和ケアセンター・臨床腫瘍科 教授 / 芦澤 和人

局所進行子宮頸癌に対する小線源治療では、組織内照射併用腔内照射が標的線量を担保し局所制御を改善することが報告されています。当院でも2025年に同治療を新規導入しました。従来の腔内照射のみと比較し手技の侵襲度が上昇するため、麻酔科医・看護師との連携が特に重要であり、放射線腫瘍医・婦人科医・診療放射線技師を含めた多職種で役割分担と手順の標準化を図りました。本発表では導入過程と運用上の課題を報告します。

1. 子宮頸癌に対する組織内照射併用腔内照射導入における多職種連携と今後の課題

長崎大学病院 放射線科・助教 / 中村 太祐

子宮頸癌に対する小線源治療において、組織内照射併用腔内照射は、標的への線量集中と局所制御の向上に寄与することが示されています。経腟・経会陰からの外套針の刺入とCTに基づく画像誘導治療計画は、線量分布を決定づける要点であり、さらに侵襲的手技を安全に遂行するうえで、麻酔科医・婦人科医・看護師・診療放射線技師との協働が欠かせません。本発表では、放射線治療医の視点から、導入過程と今後の課題を報告します。

2. 組織内照射を安全に実践するための看護師の取り組みと今後の課題

長崎大学病院 放射線部・看護師 / 笹口 江里子

当院では2025年より組織内照射併用腔内照射を導入しました。本治療は、従来の治療と比較し侵襲性が高く、疼痛や不安への対応、治療時間延長に伴う合併症予防など、看護師の役割が重要です。安全かつ安定した治療を目的に、鎮痛・鎮静管理、術中の体位管理、多職種や病棟部門との連携を整備しました。本発表では、上記治療における放射線治療室看護師の具体的な取り組みと今後の課題について報告します。

3. 組織内照射時の鎮静・鎮痛に関する院内体制整備の取り組み

長崎大学病院 緩和ケアセンター・准教授 / 石井 浩二

当院では2025年に組織内照射併用腔内照射が新規導入されました。全国的には麻酔科医へ鎮痛・鎮静管理を依頼することが多いとのことだが、手術室のスケジュール等により治療期間の延長が危惧されました。当院では緩和ケア医が麻酔科出身であるため、簡素な神経ブロックと浅鎮静により上記治療を行うことで治療を適切な期間で施行できる体制構築を目指しました。治療期間適正化と安全面に関する当院の工夫を紹介します。

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更新・確認日:2026年07月02日 [ 履歴 ]
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2026年07月02日 抄録を更新いたしました。
2026年05月01日 抄録を掲載いたしました。
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