がん検診受診率
更新・確認日:2020年09月03日 [
履歴 ]
履歴
2020年09月03日 |
2019年データに更新しました。 |
2017年07月31日 |
2016年データに更新しました。 |
2014年08月22日 |
内容更新しました。 |
2009年01月05日 |
掲載しました。 |
がん検診受診率(国民生活基礎調査による推計値)
がん検診によるがん死亡率減少を目指すためには、科学的根拠のある検診を、適切な精度管理体制を整えた上で行い、受診率を高く維持することが必要です。このうち受診率については、国の「がん対策推進基本計画(平成30年、第3期)」において50%以上の達成が個別目標の一つに掲げられています。
ここでは、日本全体のがん検診の受診率(推計値)として、
「国民生活基礎調査」による国および都道府県別がん検診受診率のデータ
*を提供します。
*「国民生活基礎調査」においてがん検診受診率は3年に1度調査されています。
注意:この数値は、対象者の回答に基づくものです。 実際に検診を受診した人数を集計したものではなく、対象者の記憶違いなどによる誤差が含まれています。
また、質問票の変更(下記【備考】参照)により影響を受けると考えられます。
◆全国(2010年、2013年、2016年、2019年 )
【備考】
- 健診等(健康診断、健康診査および人間ドック)の中で受診したものを含みます。
- 大腸がん検診および肺がん検診は、過去1年間の受診有無を、乳がん検診、子宮がん(子宮頸がん)検診は過去2年間の受診有無を、胃がん検診は過去1年間および過去2年間の受診有無の両方を調査対象としています*1。
- 受診率の算定対象年齢は、「がん対策推進基本計画」(平成24年6月)に基づき40~69歳(子宮頸がん検診は20~69歳)としています。また2019年以降の胃がん検診(過去2年間)については、「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」に基づき50~69歳としています。
- 入院者は集計から除かれています。
- 調査年によって質問内容や回答方法が異なります。変更点は以下(1)(2)の通りです。
(1)がん検診(種別)の具体的な検査方法 (検査方法の記述は原文のまま)
胃がん検診 |
バリウムによるレントゲン撮影や内視鏡(胃カメラ、ファイバー スコープ)による撮影など |
大腸がん検診 |
便潜血反応検査(検便)など |
肺がん検診 |
胸のレントゲン撮影や喀痰(かくたん)検査など |
乳がん検診 |
マンモグラフィ撮影や乳房超音波(エコー)検査など |
子宮(頸)がん検診*2 |
子宮の細胞診検査など |
*1 |
胃がん検診、乳がん検診および子宮がん(子宮頸がん)検診は2年に1回、大腸がん検診、および肺がん検診は毎年の受診が推奨されています。 |
*2 |
2010年では「子宮がん検診」、2013年以降「子宮がん(子宮頸がん)検診」に変更されました。 |
(2)回答方法および調査票の回収方法
|
回答方法 |
調査票の回収方法 |
2010年 |
受診したがん検診(種別)を回答する形式 (あてはまるものすべてを回答) |
密封方式で回収 |
2013年 2016年 |
がん検診(種別)ごとに「受けた」、「受けなかった」を回答する形式 |
非密封方式で回収 (やむを得ない場合のみ密封方式) |
2019年 |
変更なし |
非密封方式で回収(やむを得ない場合のみ密封方式)
ただし、調査員が再三訪問しても不在等で一度も面接できない世帯に限り、郵送にて調査票を回収 |
◆都道府県別(2019年)
よりよい情報提供を行うために、アンケートへの協力をお願いいたします。