平成30年1月12日、第7回小児がん拠点病院連絡協議会がTKP 品川カンファレンスセンター バンケットホールにて開催され、全国15の小児がん拠点病院および国立成育医療研究センターと国立がん研究センターの2つの小児がん中央機関代表者が参加した。(出席者名簿)
国立成育医療研究センターの五十嵐隆理事長より開会の挨拶があり、厚生労働省健康局がん・疾病対策課の河田純課長補佐からは、開会にあたって「小児がん対策の現状について」の説明があった。(資料)
1.小児がん中央機関からの報告
(1)小児がん中央機関としての国立がん研究センターの活動
若尾文彦センター長(国立がん研究センターがん対策情報センター)から資料の説明が行われ、情報提供と院内がん登録について報告された。(資料1-1)
(2)成育医療研究センターの中央機関としての役割
松本公一センター長(国立成育医療研究センター小児がんセンター)から資料の説明が行われ、成育医療研究センターの中央機関として役割について報告された。(資料1-2)
(3)中央病理診断の実績について
義岡孝子病理診断部部長(国立成育医療研究センター)より、中央病理診断の実績について報告があった。
2. 相談支援部会からの報告
鈴木彩医療社会事業専門員(国立成育医療研究センター)から資料の説明が行われ、活動について報告された。(資料2)
3.診療情報公開について
松本公一センター長(国立成育医療研究センター小児がんセンター)から、情報公開の新様式について報告された。(資料3-1)(資料3-2)(資料3-3)
4.看護部長会について
松谷弘子看護部長(国立成育医療研究センター)から第1回看護部長会議について報告された。
5.病理診断部会について
鈴木彩医療社会事業専門員(国立成育医療研究センター)から資料の説明が行われ、相談支援事業について報告された。(資料4)
6.アンケート結果について
松本公一センター長(国立成育医療研究センター小児がんセンター)から資料の説明が行われ、平成29年度小児がん拠点病院連絡協議会事前アンケートの結果について報告された。(資料5-1)
7.がん医療提供体制についての情報提供
加藤元博医長(国立成育医療研究センター小児がんセンター)から資料の説明が行われ、がんゲノム医療提供体制について報告された。(資料5-2)
8.長期フォローアップ手帳の配布について
松本公一センター長(国立成育医療研究センター小児がんセンター)から資料の説明が行われ、平成29年度小児がん拠点病院連絡協議会事前アンケートの結果について報告された。(資料5-3)
9.総合討論
- 小児がん拠点病院の指定要件の方向性を、確認しておく必要があるのではないか。
- 1-2月中には、指定要件に向けた意見を協議会として出したいと考え、まずは素案を作る。