- 日時
- 2017年03月09日(木)17:30~19:00
- テーマ
- 多臓器にひろがる遺伝性腫瘍症候群:リンチ症候群
(呉医療センター・中国がんセンター発信)
司会 呉医療センター・中国がんセンター 外科・分子腫瘍研究室 檜井 孝夫
(遺伝性大腸癌診療ガイドライン作成委員、がん薬物療法専門医、臨床遺伝専門医)
遺伝性腫瘍症候群のなかでもリンチ症候群はこれまで遺伝性非ポリポーシス大腸がん(HNPCC)として一部の診療科が関心を持つにとどまっていたが、近年、リンチ症候群関連がんとして、消化器がん(大腸がん、胃がん、膵がん、胆道がん、小腸がん)、婦人科がん(子宮内膜がん、卵巣がん)、腎盂・尿管がん、脳腫瘍、皮膚疾患など、複数に診療科にまたがって、検診や診断・治療が必要となることが明らかになってきた。そこで、リンチ症候群についての最新情報と今後の問題点について総合的に討論した。
1.リンチ症候群の概要
国立病院機構 岩国医療センター 外科 田中屋 宏爾
(遺伝性大腸癌診療ガイドライン作成委員会リンチ症候群責任者)
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2.リンチ症候群の拾い上げと遺伝子診断~本邦における取り組み~
埼玉県立がんセンター 腫瘍診断・予防科 赤木 究
(AMED臨床ゲノム情報統合整備事業 遺伝性腫瘍臨床ゲノムデータストーレジの構築、リンチ症候群グループ代表)
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3.リンチ症候群についての最近の話題
呉医療センター・中国がんセンター 外科・分子腫瘍研究室 檜井 孝夫
(遺伝性大腸癌診療ガイドライン作成委員、がん薬物療法専門医、臨床遺伝専門医)
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