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【医師向け】 2018年

多地点合同メディカル・カンファレンス[2018-第11回]

(岩手県立中央病院発信)
司会 岩手県立中央病院 血液内科 宮入 泰郎

多発性骨髄腫は、未だ根治が困難な造血器悪性腫瘍であるが、古典的抗腫瘍療法からプロテアソーム阻害薬、免疫調節薬、さらには抗体薬が登場し、その治療は劇的に変化を遂げた。多彩な新薬の登場は、治療法の選択肢を広げ、実践の診療では大きな武器となる一方、その選択に迷うことも少なくない。
今回、岩手医科大学医学部臨床腫瘍学講座教授 伊藤薫樹先生に、新薬登場後の治療の実際を講義いただくとともに、岩手県立中央病院 血液内科 科長 村井一範先生に、3剤併用療法の自験例を集積いただき、骨髄腫治療の現状について考えたい。

1.多発性骨髄腫に対する3剤併用治療の経験

岩手県立中央病院 血液内科 村井 一範

多発性骨髄腫における薬物療法の進歩は著しい。2015年以降、ポマリドミド、パノビノスタッド、カルフィルゾミブ、エロツズマブ、イキサゾミブ、ダラツズマブと新薬が登場した。従来の治療にこれらの新薬を加えた治療方法の有効性が報告されている。今回は、当科におけるエロツズマブ、カルフィルゾミブおよびダラツズマブを用いた3剤併用療法の結果をレトロスペクティブに解析し、その有効性と安全性、今後の課題について検討したので報告する。

2.「最新血液がん治療-多発性骨髄腫の最新治療-」

岩手医科大学附属病院 臨床腫瘍科 伊藤 薫樹

多発性骨髄腫は難治性の形質細胞性腫瘍である。分子病態の研究が進み、メルファランなどの殺細胞性抗がん薬治療からプロテアソーム阻害薬や免疫調節薬などの新規薬剤が登場し、治療のパラダイムは大きく変化してきた。現在、抗体薬をはじめとして新たなプロテアソーム阻害薬、免疫調節薬、HDAC阻害薬などが次々と登場し、これらの併用療法により治療成績がさらに向上している。本カンファレンスでは、骨髄腫治療の現状と課題について講演する。

更新・確認日:2018年07月09日 [ 履歴 ]
履歴
2018年07月09日 ビデオを掲載しました。
2018年06月21日 抄録を更新しました。
2017年12月12日 抄録を掲載しました。
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