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【医師向け】 2021年

多地点合同メディカル・カンファレンス[2021-第10回]

(静岡県立静岡がんセンター発信)
司会 静岡県立静岡がんセンター 緩和医療科 公認心理師・臨床心理士 枷場 美穂

終末期がん患者の耐え難い苦痛に対する鎮静に際し、その適応については医学的かつ多角的な判断を要す。臨床では、判断のグレーゾーンにあたる部分が患者・家族への説明の難しさや医療者の負担感を生じさせる。多職種間で患者の闘病の経過や意思を尊重した方針を話し合う上で重要な点とは何か。今回は、各施設での実際の取組みを通して、多職種による鎮静に向けた方針決定のプロセスを検討し、今後に向けた課題と対応の幅を広げる可能性について討議したい。

1. 「がん患者の治療抵抗性の苦痛と鎮静に関する基本的な考え方の手引き2018年度版」発刊を受けて-静岡がんセンター緩和ケア病棟における取組み-

静岡県立静岡がんセンター 緩和医療科 医師 柳原 恵梨

「がん患者の治療抵抗性の苦痛と鎮静に関する基本的な考え方の手引き2018年度版」発刊に伴い、当院緩和医療科では鎮静カンファレンスのあり方や、その適応となる薬剤使用について検討を重ねた。それに伴い、緩和ケア病棟全体で苦痛緩和の課題を共有し意見を述べ合う機会が増え、治療やケアの幅が広がり、鎮静薬を用いる際のスタッフの認識にも変化がみられている。今回はその経過を報告し、より良い鎮静カンファレンスのあり方について意見交換ができれば幸いである。

2. 鎮静に向けたカンファレンスにおける課題-鎮静下でのケアを継続していくために-

静岡県立静岡がんセンター 緩和ケア病棟 緩和ケア認定看護師 十文字 良子

看護師はとりわけ鎮静に対し、個々の倫理観や看護観によってジレンマを抱きやすい。十分な意見を交わせることが、患者理解を深め、それぞれの価値観を超えた患者の意思を軸とした鎮静の決定と看護ケアに繋がっていく。カンファレンスでは、多職種の役割に伴う認識や考えの違いを俯瞰的に捉え、発言の促進や調整を担うファシリテーターの役割も重要である。ケアを継続するうえで、討議内容の真意が汲み取れる記録などの伝達方法は課題と考える。

3. 一般病棟の終末期患者の鎮静をめぐる多職種カンファレンスの実際

(非公開)

四国がんセンター 緩和ケアセンター がん性疼痛看護認定看護師 廣澤 光代

更新・確認日:2021年07月06日 [ 履歴 ]
履歴
2021年07月06日 ビデオを掲載しました。
2021年06月09日 抄録を更新しました。
2020年12月23日 抄録を掲載しました。
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