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【医師向け】 2019年

多地点合同メディカル・カンファレンス[2019-第4回]

(国立がん研究センター中央病院発信)
司会  国立がん研究センターがん対策情報センター がん統計・総合解析研究部 片野田 耕太

近年、ニボルマブなど高額のがん治療薬の問題が話題に上ることが多くなってきた。新規薬剤導入時の評価や高額薬剤の評価だけでなく、今後は既存治療や予防、検診などを含めたより包括的な評価に広がる可能性がある。医療経済の専門家3名により話題提供をいただき、最近の動向と今後の展望を共有したい。

1.がんの医療経済研究 -国立がん研究センター中央病院の事例

東京大学大学院薬学系研究科 五十嵐 中

(非公開)

中央病院で実施された医療経済研究の実例紹介

国立がん研究センター中央病院の診療科データを用いた医療経済研究の事例を紹介する。内視鏡科において、ポリープ切除後の大腸内視鏡サーベイランスプログラムの実施間隔およびリスク層別化の有無について、費用対効果分析を実施した。その結果、リスク層別化ありのプログラムのほうが費用対効果に優れ、大腸内視鏡の実施間隔2パタンの比較では間隔が短いほうが費用対果に優れていた。

2.がん医療の経済評価 -中央社会保険医療協議会の枠組み

国立保健医療科学院保健医療経済評価研究センター 白岩 健

(非公開)

中央社会保険医療協議会の経済評価

日本の医薬品および医療機器の経済評価は、2015年6月の閣議決定に基づき、2016年4月より費用対効果評価の試行的導入が開始された。中央社会保険医療協議会費用対効果評価専門部会で対象となる医薬品等が選定され、製造販売業者からのデータ提出、公的な専門体制による再評価を経て、費用対効果評価専門組織が総合的評価を行う。がん治療薬などについてこれまで行われた評価と今後の展望について紹介したい。

3.医療経済研究の方法論

国立がん研究センターがん対策情報センター 齋藤 英子

医療経済研究の方法論の概説

政策決定に用いられる医療経済評価は、研究方法が適切であり、結果が妥当であることが大前提である。本講演では、質の高い医療経済評価を行うために必要な要素を俯瞰し、有効性、費用、アウトカムの選択、比較シナリオの検討、増分費用対効果比とは、感度分析の重要性、医療経済評価における国際ガイドラインなど、医療経済評価の基本と方法について、事例を交えて紹介する。

更新・確認日:2019年05月15日 [ 履歴 ]
履歴
2019年05月15日 ビデオを掲載しました。
2019年03月08日 抄録を更新しました。
2018年12月27日 抄録を掲載しました。
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