患者・市民パネル
このたび、2024年度の募集を行うこととなりました。活動の内容および応募資格などは、次のとおりです。
主な活動の内容
- 1)患者・市民の立場から、課題や取り組みなどに対する意見をいただくこと
- 2)がん対策に関わる活動(講演会の案内など)を広報していただくこと
- 3)パンフレットやウェブページの情報の見やすさ、わかりやすさなどのチェック
- 4)意見交換会などの会議への出席
- 5)多様な視点がとりこまれた研究を進めるため、がん対策の推進を目的とする研究・調査に協力していただくこと
- ※年度によって、具体的な依頼の内容は変わります。
- ※新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、当面の活動はオンラインで実施する予定です。
- ※集合開催の場合は交通費を支給します。
「患者・市民パネル」の活動内容については、国立がん研究センターのホームページの患者・市民パネルをご覧ください。
応募資格
がん対策への関心・熱意・見識を持った18歳以上の方(2024年4月1日現在)で、次の4つの条件をすべて満たしていることが必要です。ただし、国会議員および地方公共団体の議会の議員、常勤の国家公務員を除きます。また、これまでに4年以上、「患者・市民パネル」を経験された方の優先度は下がりますので、ご承知おきください。連続して行う場合には、原則2期4年までです。
また、国立がん研究センターと利害関係にある企業等に所属している場合は、その利害関係の内容によっては、採用の優先度が下がることがあります。
- 1)下記(a)(b)のいずれかに該当する方
※患者会の所属有無を問いません。
- (a)がん患者もしくはがん経験者、または、現在もしくは過去においてがん患者の家族、介護者、がん患者のサポートに携わったことのある方、もしくは携わろうとしている方
- (b)上記(a)には該当しないが、適切ながん情報の普及啓発に関心のある方
- 2)国立がん研究センターの活動を理解し、医療専門家と患者・一般市民の双方の立場を踏まえた活動ができる方
- 3)多様な人々と協調し、日本語でうまくコミュニケーションをとれる方、調整できる方
- 4)単独または家族の支援により、インターネット・パソコン・電子メールを使うことができる方
※ご自身で、以下の環境の準備と確認をお願いします。機器・Wi-Fi等の貸し出しはございません。
インターネット環境、パソコンなどの端末、ウェブカメラ、マイク、スピーカー(ヘッドホン・イヤホン)
また、患者・市民パネルの活動を遂行するため、以下の3つの条件を満たすことが望まれます。
- (1)地域のがん対策や患者を支援する活動に貢献する意思があること
- (2)がんに関連する情報を収集、発信する能力があること
- (3)わかりやすい文書を作成する能力があること
なお、がん以外の病気や障害をお持ちで、事務局で配慮すべき事項がある場合には、どのような配慮が必要であるのかについて適切に伝えていただくようご協力をお願いいたします。
募集人数
55名程度
応募フォームの内容をもとに、選考を行います。
応募者には、選考結果を2024年3月末日までに郵送でお知らせします。
※委嘱期間は、2024年4月1日から2026年3月31日までの2年間です。
詳細および応募方法
詳細および応募方法については「患者・市民パネル」募集案内をご覧ください。
応募の締め切りは2024年1月12日(金)です。
- ※応募フォームは60分で自動的にタイムアウト(回答無効)となるため、応募フォームの1ページ目に記載された全質問項目(PDF)をあらかじめご確認のうえ回答をご用意いただくことをお薦めします。
- ※応募フォームの送信ボタンを押し、完了画面が表示され次第、自動返信メールが送信されます。10分以上経っても自動返信メールが届かない場合、迷惑メールフォルダなどに振分けられていないかをご確認ください。迷惑メールフォルダなどにもない場合には、大変お手数ですが、患者・市民パネル事務局()にメールでご連絡ください。
- ※応募フォームからの応募が難しい場合は、患者・市民パネル事務局()にメールでご連絡ください。入力用書式を添付ファイルでお送りします。
- ※応募書式以外のデータの添付はご遠慮ください。
メンバー経験者からの声
- 国立がん研究センターがさまざまな情報を発信し、その内容に患者自身が参画し、市民の多くの意見が取り入れられていることが、活動を通してわかりました。「正しいがん情報をがん患者に届ける」ことにパネルとして関わることができ、喜びを感じています。(群馬県・女性)
- パネルの一員になって、活動意欲が増し、地域の方に理解を広めたいという気持ちが強くなりました。がんで失ったものもありますが、病気が苦しくなっても辛いときでも支え合える仲間や絆ができたことは、人生でかけがえのない宝です。(東京都・男性)
- 医療者と患者・市民の間を埋める大切な活動だと実感しました。新しく作成するがんの冊子やがん情報サービスのウェブページに、パネルの声が反映されていることにやりがいを感じました。地域格差のない情報提供をするために「患者・市民パネルの声」は必要です。(長野県・女性)
- 大きな負担になることはないため、何でもチャレンジすると楽しめます。一番の収穫は検討会で仲間と知り合えたことで、その後も情報交換を続けています。検討会へは可能な限り、会場に足を運ぶことをお勧めします。(愛知県・男性)
- がん情報サービスという、正確で信頼性の高い情報サイトやリーフレット等の作成に、専門家の方々と一緒に関われたことは貴重な経験でした。検討会では全国の方たちと交流することができ、たくさんの仲間とともに支えあう場となりました。「患者・市民パネル」を卒業しても、正しい情報をもとに地域で活動を続けていきたいです。(香川県・女性)
ちらしはこちらからご覧いただけます。
問い合わせ先
国立がん研究センターがん対策研究所がん情報提供部
「患者・市民パネル事務局」
E-mail:
- ※選考結果などに関する個別のお問い合わせにはお答えできません。
- ※年末年始は対応を休止します。