肝細胞がんは、肝臓の細胞ががん化したものです。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、炎症やがんがあっても初期には自覚症状がほとんどないため、医療機関での定期的な検診や、ほかの病気の検査のときなどに、異常を指摘されることも少なくありません。肝細胞がんの発生には、肝臓の慢性的な炎症や肝硬変が影響しているとされています。そのため、健康診断などで肝機能の異常や肝炎ウイルスの感染などを指摘されたときには、まずは内科や消化器内科、または身近な医療機関を受診するようにしましょう。
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肝細胞がんについて
肝臓は腹部の右上にある体内最大の臓器で、重さは成人で1kg以上あり、体の右側部分の右葉と左側部分の左… -
検査
B型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスによる慢性肝炎や肝硬変がある人、ウイルス感染を伴わない肝硬変と診断… -
治療
肝細胞がんの治療には、手術、穿刺局所療法(ラジオ波焼灼療法)、肝動脈(化学)塞栓療法、薬物療法、放射… -
療養
治療後は、定期的に通院して検査を受けます。検査を受ける頻度は、がんの進行度や治療法によって異なります… -
臨床試験
国内で行われている臨床試験が検索できます。 -
患者数(がん統計)
患者数と生存率の情報です。 -
予防・検診
発生要因と予防と検診の情報です。 -
関連リンク・参考資料
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小児の肝腫瘍に関しては以下のページをご参照ください。
肝芽腫〈小児〉