肝細胞がんは、肝臓の細胞ががん化して悪性腫瘍になったものです。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、炎症やがんがあっても初期には自覚症状がほとんどありません。医療機関での定期的な検診や、ほかの病気の検査のときなどに、たまたま肝細胞がんが発見されることも少なくありません。健康診断などで肝機能の異常や肝炎ウイルスの感染などを指摘された際には、受診するようにしましょう。
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肝細胞がんについて
肝臓は腹部の右上にあり、成人で800〜1,200gと体内最大の臓器です(図1)。肝臓の主な役割は、食… -
検査
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治療
治療方法は、がんの進行の程度や体の状態などから検討します。がんの進行の程度は、「病期(ステージ)」と… -
療養
治療後の体調や肝臓の状態によって、日常生活の注意点は異なります。自分の体調をみながら、担当医と注意点… -
臨床試験
国内で行われている臨床試験が検索できます。 -
患者数(がん統計)
患者数と生存率の情報です。 -
予防・検診
発生要因と予防と検診の情報です。 -
関連リンク・参考資料
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関連する情報
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小児の肝腫瘍に関しては以下のページをご参照ください。
肝腫瘍〈小児〉