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全ページ表示がんの冊子でんし冊子肝細胞がん(かんさいぼうがん)

更新・確認日:2018年04月19日 [ 履歴 ]
履歴
2018年04月19日 「肝癌診療ガイドライン2017年版」「臨床・病理 原発性肝癌取扱い規約 第6版(2015年)」より、内容の更新をするとともに、4タブ形式に変更しました。
2015年03月02日 「1.検査」「2.病期(ステージ)・障害度分類」を更新しました。
2012年10月25日 更新履歴を追加しました。
2012年10月04日 タブ形式に変更しました。
2011年12月05日 内容を更新しました。
1996年05月23日 掲載しました。

1.肝細胞がんの検査

肝細胞がんの検査は、超音波(エコー)検査や、CT検査、MRI検査の画像検査と、腫瘍マーカー検査を組み合わせて行います。また、肝細胞がんとその他のがん、悪性か良性かの区別をするために針生検を行います。治療方針の検討には、血液検査で肝機能を調べたり、肝硬変の程度を評価するために内視鏡検査を行うこともあります。

2.検査の種類

1)超音波(エコー)検査

体の表面にあてた器具から超音波を出し、臓器で反射した超音波の様子を画像化して観察する検査です。検査機器があれば外来でも簡便に行うことができます。がんの大きさや個数、がんと血管の位置、がんの広がり、肝臓の形や状態、腹水の有無を調べます。ただし、がんの場所によっては、検査が困難な場合や、皮下脂肪が厚い場合は、十分な検査ができないことがあります。

患者さんの状態や、がんのある部位によっては、血管から造影剤を注射して検査を行うこともあります(造影超音波検査)。

2)CT検査、MRI検査

CT検査では、X線を使って体の内部を描き出し、治療前に、がんの性質や分布、転移や周囲の臓器への広がりを調べます。肝細胞がんを調べる場合は、造影剤を用いながらCT検査を行うのが一般的です。より詳しく調べるため、造影剤を注射したあと、何回かタイミングをずらして撮影することがあります。

MRI検査は、磁気を使った検査です。必要に応じてCT検査と組み合わせて、あるいは単独で行います。MRI検査でも、造影剤を使用することがあります。

3)腫瘍マーカー検査

腫瘍マーカーとは、体のどこかにがんが潜んでいると異常高値を示す血液検査の項目で、がんの種類に応じて多くの種類があります。

肝細胞がんで保険が適用される腫瘍マーカーは、AFP(アルファ・フェトプロテイン)やPIVKA-II(ピブカ・ツー)、AFP-L3分画(AFPレクチン分画)です。腫瘍が小さい場合の診断では、2種類以上の腫瘍マーカーを測定することが推奨されています。

ただし、肝細胞がんでもこれらのマーカーがいずれも陰性のことがあります。また、がんではないが肝炎や肝硬変がある場合、あるいは肝細胞がん以外のがんがある場合で陽性になることもあるので、画像診断も同時に行います。
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