1.肛門がんについて
1)肛門がんとは
肛門がんは、肛門管(お尻の出口から直腸に向かう約3~4㎝の管状の部分)と、肛門周囲の皮膚組織にできる悪性腫瘍の総称です。なお、肛門管にできるがんは肛門管がんとも呼ばれます。
肛門がんの組織型(がんの種類)には、腺がんや扁平上皮がんなどがあります。日本では腺がんがおよそ8割、扁平上皮がんがおよそ2割であると報告されています。
2)症状
肛門がんの主な症状には、肛門周囲の痛みや違和感、肛門付近の腫れやしこり、排便時の出血などがありますが、症状が出ないこともあります。
3)さらに詳しい情報
肛門がんは、診断される人が人口10万人あたり6人(例)未満のがんです。このように、診断される人が少ないがんのことを希少がんといいます。肛門がんや治療に関する詳しい情報は、国立がん研究センター希少がんセンターのウェブサイトで公開されていますので、関連情報をご確認ください。
※上記をクリックすると、国立がん研究センター希少がんセンターの公式サイトへ移動します。
2.相談先・病院を探す
希少がんの電話相談窓口や病院の探し方に関する情報は下記のページをご覧ください。
なお、がんに関する相談窓口「がん相談支援センター」は、全国の「がん診療連携拠点病院」「小児がん拠点病院」「地域がん診療病院」に設置されています。がんや治療、仕事やお金、生活の工夫や利用できるサポートなど、困ったときにはどのようなことでも相談できます。情報や病院などが見つからないときにもご相談ください。
●希少がんの電話相談窓口を知りたいとき
全国数カ所の病院に設置されている希少がんホットラインが紹介されています。
●がんの相談窓口や病院を探したいとき
●病院の探し方について相談したいとき
●診療経験のある病院を探したいとき
上のリンク先の「3.対応施設」のがん相談支援センターにお問い合わせいただくと、相談員が施設を検索します。
●がん相談支援センターに関する情報
3.検査・治療や療養などに関する一般的な情報
がんの診断から治療までの流れや治療などに関する情報は下記のページをご覧ください。
●がんと診断されてからの生活を考える中で、参考にしていただきたい情報
●がんの診療の流れやセカンドオピニオンなどに関する情報
●検査や主ながんの治療法に関する情報
●臨床試験に関する情報
●妊娠や出産に関する情報
●がんの治療に伴う症状や自宅での生活の工夫などに関する情報
●仕事に関する情報
●医療費や利用できる制度などのお金に関する情報
●ご家族や身近な人ががんと診断された人に向けた情報
●各都道府県などが発行しているがんに関する冊子やホームページへのリンク
作成協力
国立がん研究センター希少がんセンター