1.聴器がんについて
1)聴器がんとは
聴器がんは聴器のなかでも、主に外耳道に発生するがんです。外耳道と比べると中耳に発生することは少なく、内耳に発生することはほとんどありません。
聴器がんは扁平上皮がんや腺様嚢胞がんなどの組織型がありますが、発生頻度は扁平上皮がんが約70%を占めます。
2)症状
主な症状は、耳だれ、耳からの出血、耳の痛み、聴力低下、耳閉感(耳がふさがったような感じ)、腫瘤(こぶ)形成、顔面神経麻痺などです。ただし、これらの症状はしばしば良性の疾患でもみられることがあります。
3)さらに詳しい情報
聴器がんは、診断される人が人口10万人あたり6例(人)未満のがんです。このように、診断される人が少ないがんのことを希少がんといいます。聴器がんや治療に関する詳しい情報は、国立がん研究センター希少がんセンターのウェブサイトで公開されています。
2.相談先・病院を探す
希少がんの電話相談窓口や病院の探し方に関する情報は関連情報のページをご覧ください。
なお、がんに関する相談窓口「がん相談支援センター」は、全国の「がん診療連携拠点病院」「小児がん拠点病院」「地域がん診療病院」に設置されています。がんや治療、仕事やお金、生活の工夫や利用できるサポートなど、困ったときにはどのようなことでも相談することができます。情報や病院などが見つからないときにもご相談ください。
●希少がんの電話相談窓口を知りたいとき
希少がんに関する電話相談窓口の「希少がんホットライン」が紹介されています。
●がんの相談窓口や病院を探したいとき
●病院の探し方について相談したいとき
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●がん相談支援センターに関する情報
3.検査・治療や療養などに関する一般的な情報
がんの診断から治療までの流れや治療などに関する情報は関連情報のページをご覧ください。
●がんと診断されてからの生活を考える中で、参考にしていただきたい情報
●がんの診療の流れやセカンドオピニオンなどに関する情報
●検査やがんの治療法に関する情報
●臨床試験に関する情報
●妊娠や出産に関する情報
●がんの治療に伴う症状や生活の工夫などに関する情報
●仕事に関する情報
●医療費や利用できる制度などのお金に関する情報
●ご家族や身近な人ががんと診断された人に向けた情報
●各都道府県などが提供しているがんに関する冊子やホームページに関する情報
作成協力
国立がん研究センター希少がんセンター