1.心臓の肉腫について
1)心臓の肉腫とは
肉腫とは、骨や筋肉、血管、神経などの軟部組織から発生する悪性腫瘍の総称です。
心臓の肉腫には、血管肉腫、未分化肉腫、平滑筋肉腫などの組織型(がんの種類)があります。なお、心臓にできる腫瘍はほとんどが良性腫瘍で、肉腫は1割以下とされています。
2)症状
心臓に肉腫ができると、心臓の動きや血流を制限するため、さまざまな症状があらわれます。例えば、日常生活の中で、軽く動いただけでも息切れがしたり、動悸がしたり、疲れやすくなったりすることがあります。また、顔や上半身がむくむこともあります。
3)さらに詳しい情報
心臓の肉腫は、診断される人が人口10万人あたり6例(人)未満のがんです。このように、診断される人が少ないがんのことを希少がんといいます。心臓の肉腫や治療に関する詳しい情報は、国立がん研究センター希少がんセンターのウェブサイトで公開されています。
2.相談先・病院を探す
希少がんの電話相談窓口や病院の探し方に関する情報は関連情報のページをご覧ください。
なお、がんに関する相談窓口「がん相談支援センター」は、全国の「がん診療連携拠点病院」「小児がん拠点病院」「地域がん診療病院」に設置されています。がんや治療、仕事やお金、生活の工夫や利用できるサポートなど、困ったときにはどのようなことでも相談することができます。情報や病院などが見つからないときにもご相談ください。
●希少がんの電話相談窓口を知りたいとき
希少がんに関する電話相談窓口の「希少がんホットライン」が紹介されています。
●がんの相談窓口や病院を探したいとき
●病院の探し方について相談したいとき
●診療実績のある病院を探したいとき
上のリンク先の「3.対応施設」のがん相談支援センターにお問い合わせいただくと、相談員が施設を検索します。
●がん相談支援センターに関する情報
3.検査・治療や療養などに関する一般的な情報
がんの診断から治療までの流れや治療などに関する情報は関連情報のページをご覧ください。
●がんと診断されてからの生活を考える中で、参考にしていただきたい情報
●がんの診療の流れやセカンドオピニオンなどに関する情報
●検査やがんの治療法に関する情報
●臨床試験に関する情報
●妊娠や出産に関する情報
●がんの治療に伴う症状や生活の工夫などに関する情報
●仕事に関する情報
●医療費や利用できる制度などのお金に関する情報
●ご家族や身近な人ががんと診断された人に向けた情報
●各都道府県などが提供しているがんに関する冊子やホームページに関する情報
作成協力
国立がん研究センター希少がんセンター