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悪性胸膜中皮腫(あくせいきょうまくちゅうひしゅ)

更新・確認日:2019年05月09日 [ 履歴 ]
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2019年05月09日 新規掲載しました。

1.悪性胸膜中皮腫とは

悪性胸膜中皮腫は、肺を包む膜(胸膜)の表面をおおう中皮細胞から発生する腫瘍です。

悪性胸膜中皮腫は腫瘍細胞の組織型診断によって、上皮型、肉腫型、二相型に分類されます。

2.症状

悪性胸膜中皮腫では、胸の痛み、咳(せき)、大量の胸水(きょうすい)による呼吸困難や胸部圧迫感が起こります。また、原因不明の発熱や体重減少が起こることもありますが、いずれの症状も、悪性胸膜中皮腫のみに特徴的な症状ではないため、早期発見が難しい病気です。

3.患者数(がん統計)

悪性中皮腫(悪性腹膜中皮腫を含む)は、新たに診断される患者さんの人数が、1年間に約840人と少ないがんです。
※参考文献:国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」全国がん罹患モニタリング集計 2014 年罹患数・率報告,2018年

4.発生要因

悪性胸膜中皮腫の発症には、アスベスト(石綿)が関与していることが知られています。アスベストを吸ってから悪性胸膜中皮腫が発生するまでの期間は、平均で40年ほどとされます。日本におけるアスベスト輸入量のピークは1970年代半ばですが、使用が全面禁止されたのは最近のことです。
関連情報
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