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軟部肉腫〈成人〉(なんぶにくしゅ〈せいじん〉)

更新・確認日:2016年02月22日 [ 履歴 ]
履歴
2016年02月22日 タブ形式への移行と、日本整形外科学会診療ガイドライン委員会・軟部腫瘍診療ガイドライン策定委員会編「軟部腫瘍診療ガイドライン2012」「米国がん合同委員会(AJCC)による病期分類(第7版)」「国際対がん連合(UICC)による病期分類(第7版)」より、内容の更新をしました。
2007年10月30日 内容を更新しました。
1997年04月01日 掲載しました。

1.治療後に日常生活を送る上で

病状や、受けている治療の状況により、日常生活の注意、食事の注意事項や運動できる範囲は異なります。自分の体調と治療の副作用をみながら、担当医と注意点などをよく相談して無理のない範囲で過ごしましょう

1)手術(外科治療)後の日常生活

筋力の強化や動作の練習から、日常生活に戻る準備を始めます。義肢を装着したり、松葉づえや車いすを利用したりする場合でも、障害を受けていないほう(健側:けんそく)の手足はこれまで以上の筋力を必要とします。理学療法士の指導を受けて、できるだけ早めに手足の筋力を強化する訓練を始めましょう。ただし、以前できたような動作を少しでも早く取り戻したいという気持ちが先走って無理をしたりすると、体に過剰な負担がかかったり、転倒しやすくなったりします。治療を受けた担当医やリハビリ担当医、理学療法士、義肢装具士と相談し、近くの医療機関やリハビリ施設を利用しながら、無理のない予定を立てていきましょう。

作業療法や装具については、個々の患者さんに合わせた工夫が不可欠です。また、自宅の設備や職場環境の確認(段差や仕切りが障害にならないか、エレベーターの位置など)や改善の検討も重要になります。

義肢や装具を利用することは生活動作や行動の幅を広げます。義肢や装具にはさまざまな種類がありますので、担当医やリハビリ担当医から紹介された義肢装具士に相談して、生活環境や学業、仕事、通勤・通学状況などに応じた義肢や装具を準備しましょう。

障害者手帳の交付、治療や介護費用の助成を受けられることがあります。院内のソーシャルワーカーなどにご相談ください。

がん相談支援センターでは、患者さんや家族、地域の方々にご利用いただけるように、専門の相談員が、がんに関わるさまざまな質問や相談にお応えしています。かかりつけの病院かどうかは問いません。その病院にかかっていなくても、誰でも無料で利用できます。

がん相談支援センターについては「がんの相談窓口『がん相談支援センター』」もご参照ください。

2.治療後の経過観察と検査

治療後の体の状況や再発の有無を確認するために、定期的に外来通院し、X線検査CT検査MRI検査などの画像検査を必要に応じて行います。

病状や受けている治療の状況により、日常生活で注意することや運動できる範囲は異なります。自分の体調と治療の副作用をみながら、担当医とよく相談して無理のない範囲で過ごしましょう。
【参考文献】
  • 日本整形外科学会診療ガイドライン委員会・軟部腫瘍診療ガイドライン策定委員会編:軟部腫瘍診療ガイドライン2012;南江堂
  • Edge, S. B., Byrd, D. R., Compton, C. C., et al., eds.: AJCC Cancer Staging Manual, 7th ed., 2010; 291-6, Springer, New York.
  • Sobin, L. H., Gospodarowicz, M. K., Wittekind, Ch., eds.: International Union Against Cancer, "TNM Classification of Malignant Tumours", 7th ed., 2010; 157-61, WILEY-BLACKWELL, Inc., New York.
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