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調子が悪いときの食事

更新・確認日:2006年10月01日 [ 履歴 ]
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2006年10月01日 掲載しました。
病気になると、心配や不安によるストレス、手術による後遺症、治療による副作用等、さまざまな要因により食欲が低下します。医師から食事について特別な指示がある場合以外は、無理をしないで体の調子に合わせて、食べられるものから食べるようにすることが大切です。

1.望ましい食事をするために

十分な食事摂取は、体の組織の消耗を防ぎ、治療によって障害を受けた細胞の再生を助けます。また、感染症にもかかりにくくします。バランスのとれた食事から、十分な栄養がとれるように心がけましょう。

1)食事はいつもバランス良く

食事は朝、昼、夕食ともに、主食と主菜、副菜を組み合わせて食べましょう。
主食: 米飯、パン、めん類など
主食に含まれる糖質は、脂質とともにエネルギー源です。
主菜: 魚、肉、卵、豆類、乳製品
体をつくる良質のタンパク源です。
副菜: 野菜、海藻、果物
体のリズムを整えるビタミン、ミネラルの宝庫です。

2)食事はゆっくり時間をかけて

食事は談話をしたり、音楽を聴いたりして、ゆっくり時間をかけて食べましょう。食欲も増し、消化吸収も良くなります。

3)間食も上手にとりましょう

間食は、肥満防止やダイエットのためにはタブー視されています。しかし、疲労回復のためや、病気で食事量が少ない方には必要です。また、人との楽しい語らいのひとときに役立ちます。

寝る前は胃腸の負担になりますので、間食は避けましょう。

4)食べにくいときには、消化しやすい食品を

体の状態に合わせた、消化しやすい食事にしましょう。消化しにくい食品でもきざんだり、軟らかく煮込むなど料理法を工夫すれば、多くの摂取が可能になります。
<消化しやすい料理および食品>
穀類 粥、おじや、雑炊、煮込みうどん、フレンチトースト、やわらかいパンなど
半熟卵、茶わん蒸し、卵豆腐、炒り卵、温泉卵、スクランブルエッグ、ふわふわ卵、卵とじ煮、オムレツ、かきたま汁、プリンなど
魚類 たい、ひらめ、かれい、あじ、たら、まぐろ、さけ、かきなどの煮物・焼き物など
肉類 グラタン、シチュー、つくね煮、蒸し鶏、肉団子スープ煮・うま煮、ロールキャベツ、そぼろ煮など
乳製品 クリーム煮、シチュー、ババロア、牛乳、ヨーグルト、チーズ、アイスクリーム、牛乳ゼリーなど
豆類 湯豆腐、煮奴、冷や奴、豆腐あんかけ、みそ煮、炒り豆腐、白和え、納豆、みそ汁、生揚げ含め煮など
いも類 含め煮、そぼろ煮、粉ふきいも、クリーム煮、茶巾絞り、マッシュポテト、ポテトサラダ、とろろいもなど
野菜類 煮物、スープ煮、クリーム煮、煮浸し、卵とじ煮、みそ汁、あんかけなど
飲物 お茶、麦茶、紅茶、乳酸飲料、ジュースなど
菓子類 ビスケット、クッキー、キャンディー、カステラ、菓子パン、和菓子、ゼリーなど

5)エネルギー、タンパク質、そして微量栄養素も十分に

治療による副作用に対応し、治療を継続するため、また感染の予防、免疫力をつけるためにも十分な栄養は必要です。エネルギーやタンパク質、またビタミン・ミネラルも不足しないようにとりましょう。

(1)エネルギーのとり方

1.主要なエネルギー源としての主食
わが国では、昔からごはんを主食としてきました。1日の摂取総エネルギーの50%は、主食からとりましょう。ごはんやパン、めん類など、主食のエネルギーを比べてみましょう。
<ごはん軽く1杯(100g)160kcalに相当する食品の目安>
食パン 60g(6枚切り1枚)
ゆでうどん 160g(2/3玉)
ゆでそば 120g(2/3玉)
もち 70g(1枚半)
蒸し中華めん 80g(2/3玉)
生中華めん 60g(1/2玉)
コーンフレーク 40g(カップ2杯)
じゃがいも 220g(中2個)
さつまいも 120g(小1本)
かぼちゃ 180g(6切れ)
とうもろこし 180g(中1本)
小麦粉 40g(大さじ4杯)
2.間食のとり方
エネルギーの高いクッキー、キャンディーなど、いつでも食べられるように手元に置くようにするとよいでしょう。
乳製品やプリン、ゼリーなども用意しておくとよいでしょう。
<間食としてとりやすい食品>
牛乳 バナナ ビスケット
ヨーグルト リンゴ せんべい
チーズ 天然果汁 カステラ
アイスクリーム 果汁30-50% あめ
ゼリー チョコレート  
3.糖質・脂肪の上手な利用
  • 油を使用している料理はエネルギーが高いのですが、脂っこい料理が苦手な方は調理法を工夫するとよいでしょう。
    あげたあと:煮る、おろしかけ、マリネ、南蛮漬け等にするとよいでしょう。
    野菜や肉:サラダ、シチュー、グラタン等にするのもよいでしょう。
  • マヨネーズをサンドイッチやサラダに利用すると、エネルギーは高くなります。
  • はちみつ、ジャム等の糖質もエネルギーを高めます。
    はちみつ入りレモン水、ジャム入り紅茶などトーストやホットケーキに添えるとよいでしょう。
<1回でとれる食品のエネルギー一覧>
はちみつ 20g 大さじ1杯 60kcal
マヨネーズ 12g 大さじ1杯 80kcal
イチゴジャム 20g 大さじ1杯 50kcal
バター 12g 大さじ1杯 90kcal
砂糖 10g 大さじ1杯 40kcal

(2)タンパク質のとり方

わが国では、昔から魚介類を主要なタンパク源としてきました。魚は「食べる薬」ともいわれています。体にとても良いので、毎日1回は意識的に食卓にのせましょう。
コレステロールなどで肉類を敬遠する方がいらっしゃいますが、肉類も良質なタンパク質です。肉の脂身(あぶらみ)の気になる方は、ヒレ、もも、ササミなど脂の少ない部位を選択するとよいでしょう。
卵は、体内では合成できない必須アミノ酸をすべてそろえた、良質のタンパク質です。
乳製品 1日に200~400ccはとりたいものです。また、乳製品は腸内のビフィズス菌を増殖させ、悪い菌を抑え、腸の働きを活発にし、便秘を解消させます。
大豆・
大豆製品
大豆は「畑の肉」ともいわれている良質のタンパク質です。大豆に含まれている脂肪は、血中コレステロールを下げる働きがあります。その他リジン、カルシウム、食物繊維などを含み、生活習慣病や老化防止に効果があります。豆腐、油揚げ、生揚げ、納豆など、いろいろな大豆製品をとりましょう。

(3)野菜のとり方

  • 旬の野菜はビタミン、ミネラル、植物繊維を含み、体の調子を整える「元気のもと」です。たっぷり食べましょう。
  • 毎日の献立に、1日あたり両手いっぱいの野菜(約300g)がとれるとよいでしょう。
  • 野菜は生で食べるだけではなく、ゆでる、煮る、いためる等の調理をするととりやすいでしょう。

6)料理のレパートリーを増やしましょう

食事はできるだけ料理のレパートリーを広げ、いろいろな食品からとりましょう。
1日30種類の食品を基本に食べると、栄養のバランスは自然に良くなります。

7)ストック料理の利用も考えましょう

体調が悪くなってしまったり、買い物ができない場合に備えて、レトルト食品や缶詰、冷凍食品等を用意しておくとよいでしょう。
乾物 麩、カットわかめ、ふりかけ、高野豆腐など
冷凍食品 ミックス野菜、かぼちゃ、いんげん、グリンピース、ほうれん草、小松菜、そら豆、シュウマイ、グラタン、うどん、ハンバーグ、その他おかず類など
缶詰 果物類、さけ、かに、あさり、ツナ、焼きとり、みそ汁、ポタージュなど
インスタント食品 みそ汁、スープ、カップラーメン、カップうどんなど
レトルト食品 ハヤシライス、粥、白飯、煮物など
<野菜類の冷凍保存の仕方>
青菜 茹でてから
いも類・かぼちゃ ややかたくゆでてから
やまいも すりおろしてから
しょうが そのまま密封してから
たけのこ、ふき、ごぼう 繊維の多いものは不適当

8)アルコール

アルコールは、飲みすぎると各臓器に負担をかけ、病気を悪化させる要因になります。
適量のアルコールは、ストレスが緩和されますし、食生活を豊かなものにしてくれます。
糖尿病のある人では、血糖がコントロールされていれば少量のアルコールが楽しめます。
手術後も少量のアルコールは飲むことができますが、炭酸を含むビールはおなかが張り、食事が食べにくくなったり、ゲップが出たりしますので控えましょう。
また、術後しばらくはアルコールに弱くなり酔いやすくなりますので注意してください。

9)家族の温かい理解と協力を

食事はおいしく、楽しく食べましょう。患者さんに合わせた食事で栄養状態を保つためには、ご家族の方が食事の大切さを理解し、協力することが大切です。

10)1日にとりたい食品の目安(1,800kcalの例)

  食品 目安
主に糖質を含む食品 米飯 200g×2食 1食に大きめの茶わん1杯
パン 90g 食パン6枚切り1枚半
じゃがいも 110g 中1個
主にタンパク質を含む食品 鶏卵 50g M玉1個
70g 中1切れ
40g 薄切り2枚
豆腐 100g 1/3丁
牛乳 200cc 1カップ
主に脂肪を含む食品 油脂 20g 大さじ軽く2杯
主にビタミン・ミネラルを含む食品 果物 200g みかん中1個とりんご1/4個
野菜 300g 両手いっぱい
海藻 適量  
きのこ 適量  
調味料 砂糖 10g 大さじ1杯
みそ 20g みそ汁軽く2杯
<1日に必要なエネルギー(身体活動レベル(低い)の推定エネルギー必要量)>
年齢(歳)
18~29 2,300(kcal) 1,750(kcal)
30~49 2,250 1,700
50~69 2,050 1,650
70以上 1,600 1,350
※身体活動レベルは、「低い」、「ふつう」、「高い」に分けられます。「低い」は、生活の大部分が座位で、静的な活動が中心の場合です。
<1日に必要なタンパク質(推奨量)>
18歳~
(成人)
男(g) 女(g)
60 50
※エネルギー量の20%未満が目標です。
※エネルギー、タンパク質など必要となる栄養素は年齢、性別、体格、運動量、病状などにより異なりますので、栄養士に相談しましょう。

2.症状に合わせた食事のとり方

1)体重減少が気になるとき

  1. 食べられるものから食べましょう。
  2. 少量でエネルギーの高い食品を利用しましょう。
  3. 間食を上手にとりましょう。
    ・牛乳にクッキー、ババロア、ケーキ、チーズなど
  4. 油を使用している料理はエネルギーが高いので、食べやすく工夫しましょう。
    ・あげたあと:煮る、おろしかけ、マリネ、南蛮づけなど
    ・野菜や肉:サラダ、シチュー、クリーム煮など
  5. 主食に変化をつけましょう。
    ・ご飯:すし、まぜご飯、おにぎり、いなりずし、雑炊、おじや、粥など
    ・めん類:冷や麦、そうめん、焼きそば、スパゲティーなど
    ・パン:トースト、フレンチトースト、菓子パン、サンドイッチ、ホットケーキなど
    ・その他:焼きもち、揚げもち、辛みもち、コーンフレークなど
  6. はちみつ、ジャムなどの糖類もエネルギーを高めます。
    ・レモン水や紅茶、冷水などに加えましょう。
  7. エネルギーの高い食品や料理を選んでみましょう。
    ・お茶:ジュース、乳飲料、はちみつ入り冷水などに
    ・すまし汁:みそ汁、ポタージュ、コーンスープなどに
  8. 食事をする雰囲気を変えてみましょう。
<献立例>
朝食 10時 昼食 3時 夕食
トースト
ポタージュ
トマト・キュウリ
半熟卵
カフェオレ


クッキー
牛乳
野菜わさび和え
フルーツヨーグルト
冷や麦
蒸し鶏

和菓子
お茶
まぜご飯
魚塩焼き
 おろし
 レモン
炒り煮
胡麻(ごま)よごし
豆腐のみそ汁

2)口内炎や食道炎のひどいとき

化学療法、放射線療法(頭頸部や胸部照射)の副作用で起こります。

味付けの濃いもの(甘味、塩味、酸味、苦味)、冷たすぎるもの、熱いもの、硬いもの、水気の少ない料理などにより、口内が刺激され痛みが増します。

症状を和らげる飲み薬やうがい薬もありますので、担当医に相談しましょう。

  1. 口あたりよく、さっぱりした食事にしましょう。
    ・茶わん蒸し、卵豆腐、奴豆腐など
  2. 味つけはだしを利かせ薄味にしましょう。
    ・塩味・甘味・酸味の強いものは避けましょう。
  3. 炎症部位に食事が触れても痛くないように、とろみをつけたり、あんかけにしたり、ゼリー寄せにするなど工夫しましょう。
  4. 軟らかく、水分のある料理にしてみましょう。
  5. 酸味の強い果物、甘味の強い飲み物は避けましょう。
    ・りんごは、おろしたり、煮たりするとよいでしょう。
    ・メロンは、口内炎にしみることが多いようです。
  6. 食事の温度は、人肌程度がよいでしょう。

3)吐き気や嘔吐(おうと)のあるとき

吐き気は消化管の通過障害のある人、化学療法や放射線療法の副作用、便秘、消化管の閉塞、胃内食物の停滞による膨満、胃の痛み、脳にがんがあるとき、血液中のカルシウム値が高くなっているときなどに起こります。

においや見た目なども誘因になりますので、食材料を吟味したり、盛りつけ、食事量にも配慮することが必要です。

また、吐き気や嘔吐の原因によっては食べないほうがよい場合もありますので、担当医に相談しましょう。

  1. 少量ずつ、気分の良いときに食べましょう。
  2. 冷たく、口あたりが良く、飲み込みやすいものをとりましょう。
    ・冷や麦、卵豆腐、茶わん蒸し、絹ごし豆腐、ヨーグルト、プリンなど
  3. 味付けはあまり薄くしないで、自分の好みに合わせましょう。
  4. 好みにもよりますが、においの少ない食品を選びましょう。
    ・にんにく、ねぎ、生たまねぎ、にら、たくあん、納豆などは避けましょう。
  5. 脂肪の多い食品や、油っぽい料理は避けましょう。
  6. 食事の量を減らし、品数を多くしましょう。
  7. 水分はこまめにとりましょう。
  8. 温かいものと冷たいものを同時に食べないようにしましょう。
  9. ゆっくり食べるようにしましょう。

4)味覚異常があるとき

化学療法、放射線療法(特に頭頸部照射)の副作用で、一時的に味覚が変化してしまうことがあります。

塩味や醤油味が苦く感じたり、金属味がする場合、甘味に過敏になり、何を食べても甘く感じる場合、また逆に甘味を全く感じない場合などがあります。食事に味がない、薄すぎる、砂をかんでいるようだ、などといわれることがあります。原因として、味を感じる味蕾(みらい)細胞の減少や感受性の低下、栄養不足による感覚の変化、歯の清潔度の低下などが考えられます。

(1)塩味、醤油味などを苦く感じたり、金属味がする場合

  • 塩味を控えめにしましょう。
    みそ汁は苦く感じない人もいます。いろいろな調味料を試してみましょう。
  • だしを利かせたり、胡麻や柚子(ゆず)などの香り、酢を利用してみましょう。

(2)甘味に過敏になり、なんでも甘く感じる場合

  • 砂糖やみりんを、料理には使用しないようにしましょう。
  • 塩・醤油・みそ味など濃いめにしてみましょう。
  • 汁物(みそ汁、すまし汁、スープ)は食べられることが多いので、毎食とるとよいでしょう。
  • 酢の物、柚子やレモンなどの酸味を利用してみましょう。

(3)味を感じない場合

  • 味は濃いめにし、甘味・酸味・塩味など試してみましょう。
  • 酢の物、汁物、果物など利用しましょう。
  • 食事の温度は人肌程度がよいでしょう。

※味覚異常のあるときは、においにも敏感です。肉や青身の魚、納豆、野菜の煮物、においの強い野菜などは控えましょう。 食器にも配慮しましょう。 一緒に食事をする方も、においの強い食品を控えましょう。

5)口の中が乾燥するとき

化学療法、放射線療法、服用している薬などによって起こります。原因は粘膜の病変による唾液の分泌の低下、口からの水分の過剰蒸発などによると考えられています。

  1. いつでも飲めるように、氷や水を用意しておくとよいでしょう。
    ・さっぱりしたレモン水など試してみましょう。
  2. 口当たりのよい食品や料理を選択しましょう。
  3. 軟らかく、水分のある料理にしたり、あんをかけるなど工夫してみましょう。

※たびたびうがいをしたり、室内に加湿器を置くとよいでしょう。

6)かむこと・飲み込むことが困難なとき

口内炎、のどのはれや痛み、飲み込む力がなくなったとき、神経麻痺、のどや食道が狭くなっているときに起こります。

  1. 料理は軟らかく、よく煮ましょう。
  2. 片栗粉、くず粉などでとろみをつけてみましょう。
    ・カスタードクリーム、くずあんかけ、くず煮などをつくってみましょう。
    ・飲み物、吸い物などにも、とろみをつけてみるのもよいでしょう。
  3. ゼラチンや寒天などを利用して、ゼリー状にしてみましょう。
    ・魚や肉はすりつぶし、テリーヌにするとよいでしょう。
    ・果物はミキサーにかけ、かぼちゃはマッシュ(すりつぶしてうらごしする)などにするとよいでしょう。
    ・牛乳や乳製品、ジュースなどはゼリーにするとよいでしょう。
  4. とろろいもなども食べやすいので試してみましょう。
  5. むせないように、ゆっくり少量ずつとりましょう。
    ・飲み込むとむせてしまうときには、水気のものは避け、ゼリー状のものがよいようです。

<食べやすい食品>
ゼリー、プリン、ヨーグルト、卵豆腐、茶わん蒸し、絹ごし豆腐など

<食べにくい食品>
とうもろこし、こんにゃく、のり、わかめ、フライ類、野菜、ナッツ類など

7)下痢のあるとき

  1. 消化の良い食品をとりましょう。
    ただし、栄養食品や栄養剤として市販されているものの中には、食物を半消化状態にして吸収の良いことをうたったものがあります。こういったものは、かえって下痢をひどくすることがありますので、なるべく自然の食品をとるようにしましょう。
  2. 少量ずつ食事回数を増やしましょう。
  3. 水分は制限しないで、むしろ補いましょう。
  4. ストレスを避けましょう。
  5. 冷たいものは一気に飲んだり、食べたりしないようにしましょう。
<積極的に補給する食品>
水分 薄めた果汁、薄いみそ汁、ジュース、スポーツ飲料、ゼリー、プリンなど
消化のよいもの 粥、うどん、豆腐、煮魚、茶わん蒸し、おろしりんご、うらごし葉菜類など
<避けたほうがよい食品>
油料理、脂身の多い食品 揚げ物、炒め物、洋風料理など
冷たい食品 氷水、アイスキャンディーなど
繊維の多い食品 こんにゃく、きのこ、海藻類、豆類、繊維の多い野菜など
乳糖の多い食品 牛乳、低脂肪牛乳など
刺激の強い嗜好品 アルコール、濃いコーヒー、濃いお茶など
においの強い野菜 ねぎ、しょうが、にんにく、にら、パセリなど

8)便秘になったとき

便秘解消のための食事のとり方は、その状態、原因により異なる場合がありますので、担当医に相談することをお勧めします。ここでは一般的な弛緩(しかん)性便秘を中心に、食生活見直しのポイントを提案します。

  1. 野菜や果物、豆類等食物繊維を多くとるようにしましょう。
  2. 水分を多くとりましょう。特に、起床時の1杯の水や牛乳が有効です。
  3. 腸内でよい働きをする乳酸菌やビフィズス菌を積極的にとりましょう。
  4. 食事の時間を規則正しくしましょう。
  5. 生活のリズムを整え、トイレの習慣をつけましょう。朝、必ずトイレに入るように心がけましょう。
  6. 適度の運動をしましょう。
  7. ストレスを避けましょう。
<食物繊維を多く含む食品>
穀類 米(玄米に多く精白米には少ない)、麦、雑穀、そば、オートミール
いも類 さつまいも、じゃがいも、さといも、こんにゃく
豆類 大豆、おから、納豆、煮豆
果実類 柿、バナナ、いちご、いちじく、りんご
野菜類 根菜類(ごぼう、れんこん、にんじん)、ほうれん草、小松菜、かぼちゃ、ブロッコリー
きのこ類 しいたけ、しめじ、えのきたけ、まいたけ、なめこ
海藻類 わかめ、ひじき、こんぶ、のり
便秘に食物繊維が良いといって、食べすぎる方がいますが、必要な栄養素まで排泄(はいせつ)してしまうこともありますので、適量をいろいろな食品とあわせて、バランス良く食べることが大切です。

※疑問や不安な点などがありましたら、栄養士に相談しましょう。
よりよい情報提供を行うために、アンケートへの協力をお願いいたします。
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