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白血病〈小児〉(はっけつびょう)

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更新・確認日:2018年03月07日 [ 履歴 ]
履歴
2018年03月07日 4タブ形式に変更しました。
2017年02月01日 「小児白血病・リンパ腫診療ガイドライン 2016年版」「小児がん治療後の長期フォローアップガイドライン 2013年」より内容を更新しました。
2014年04月22日 2013年6月発行の冊子とがん情報サービスの情報を再編集し、掲載しました。

経過観察

治療終了後も体調の変化や再発の確認のため、定期的に通院して経過観察を行います。治療終了後の経過が長くなるほど通院の間隔は延びていきます。5年以降は1年に1回程度の通院となります。

経過観察中は免疫力が回復していないこともあるため、近くで水ぼうそうやはしかなどの特別な感染症が流行した場合は、対応について担当医にご相談ください。

晩期合併症

晩期合併症は、成長や時間の経過に伴って治療の影響によって起こる症状のことです。どのような晩期合併症が出現するかは、病気の種類・受けた治療・治療を受けた年齢などに関連し、症状の程度も異なります。

身体的晩期合併症には、①成長障害(低身長、やせ)、②内分泌(ないぶんぴつ)障害(成長ホルモン分泌障害、不妊)、③神経障害(運動障害、けいれん、知能障害、認知能力・記憶力・集中力の障害など)、④心機能障害(心筋症、不整脈、心不全など)、⑤骨・歯の異常(骨密度の低下、歯の欠損)、⑥二次がん(二次性脳腫瘍、二次性白血病)などがあります。

急性リンパ性白血病の治療で使用する抗がん剤による晩期合併症は、プレドニゾロンによる骨密度低下や成長障害、メトトレキサートによる認知機能障害や骨粗しょう症などがあります。
中枢神経系再発や精巣再発では放射線治療を行うことがありますが、晩期合併症を少なくするため腫瘍がある部分に限局して弱い線量で行うなどの工夫がされています。
急性骨髄性白血病の場合は、アントラサイクリン系薬剤による心機能障害、シタラビンによる認知機能障害などの可能性があります。

治療後は、合併症の有無や成長に異常がないかなど確認するため定期的に経過観察します。
よりよい情報提供を行うために、アンケートへの協力をお願いいたします。
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