本文へ移動
HOME > それぞれのがんの解説 > 肺神経内分泌腫瘍

肺神経内分泌腫瘍(はいしんけいないぶんぴつしゅよう)

更新・確認日:2020年11月04日 [ 履歴 ]
履歴
2020年11月04日 関連情報に「神経内分泌がん」「希少がんセンター」へのリンクを追加しました。
2020年10月14日 新規掲載しました。

1.肺神経内分泌腫瘍とは

肺神経内分泌腫瘍とは、肺の神経内分泌細胞から発生する腫瘍です。

肺神経内分泌腫瘍は、細胞の形などから神経内分泌がんとカルチノイドに分けられ、さらに次のように分けられます。
表1 肺神経内分泌腫瘍の分類
神経内分泌がんは、小細胞がんと大細胞神経内分泌がんに、カルチノイドは、定型カルチノイドと異型カルチノイドに分けられます。
小細胞がんは肺門(肺の中心部の太い気管支の周り)に、大細胞神経内分泌がんは肺野(肺門以外の肺の本体部分)に、カルチノイドは気管支にできることが多いです。
小細胞がんとカルチノイドは、肺野で発生する場合もあります。
肝臓や骨、脳などへ転移することがあるといわれています。

2.症状

気道の近くにできた場合には、咳や胸の痛み、嗄声させい(声のかすれ)、痰に血が混じるといった症状が出ることがあります。その他にも、転移した部位の症状で発見されることもあります。

小細胞がんでは、がん細胞がつくるさまざまなホルモンによって、筋力が低下する、血圧が高くなる、食欲がなくなる、倦怠感けんたいかんが出るなどの症状があらわれる場合があります。
カルチノイドでは、皮膚の発赤、肥満になる、下痢、血管が拡張するなどの症状があらわれる場合があります。
腫瘍ができても、すぐに症状が出ないこともあります。

3.患者数(がん統計)

肺神経内分泌腫瘍は、1年間に新たに診断される患者さんが100,000人あたり1人未満と少ないがんです。

4.参考文献

日本肺癌学会編.臨床・病理 肺癌取扱い規約第8版.2017年,金原出版.
日本肺癌学会編.患者さんのための肺がんガイドブック 悪性胸膜中皮腫・胸腺腫瘍含む 2019年度版.2019年,金原出版.
関連情報
●肺神経内分泌腫瘍に関する情報
●小細胞肺がんに関する情報
肺がん
●情報が見つからないときには
国立がん研究センター希少がんセンターの「希少がんホットライン国立がん研究センター公式サイトへのリンクもご利用ください。
希少がんホットラインのバナー
●病院の探し方について相談したいときには
●診療経験のある施設を探したいときには
次のリンク先の「3.対応施設」のがん相談支援センターにお問い合わせいただくと、相談員が施設を検索します。
施設別がん登録件数検索システム がん種別の診療数で病院を探してもらう
がんについて相談したいときは…
がん相談支援センターとは
がん相談支援センターを探す
よりよい情報提供を行うために、アンケートへの協力をお願いいたします。
アンケートページへ
用語集
このページの先頭へ