がんと診断されてからのあなたは、いろいろな場面で、大切な選択や決断を求められることが増えることでしょう。
「治療する、しない」「手術か、抗がん剤か」
「親に伝える? 伝えない?」
「仕事を続ける? 退職する?」など
どれも今のあなたひとりで考えて決めるのには、とても大きな課題です。誰であっても、未知の経験や先の見えないことに対し、その都度、迷い、悩むのは当然のことです。
そもそも、「まだ何も考えられない」という方も多くいらっしゃるはずです。そのようなときは、あなたのかわりに、家族や信頼できる友人に、このページを読んでもらってください。
また、不安や迷いは、がんと診断されたときだけでなく、いつでも生じるものです。「困ったな」と感じたときには、どうぞこのページを思い出し読み返してください。
がん相談支援センターでは、あなたの「困った」「どうしよう?」の解決の糸口を一緒に考えていきます。このページを通して、多くの方に「がん相談支援センターって頼りになるところ」「一度相談してみよう」と思っていただき、あなたのこれからのための力になりたいと考えています。
〈このページを作成した経緯について〉
患者と主治医の会話のきっかけになることや、がん相談支援センターを知ってもらうこと、そして、患者と患者を助けたいと思っている人たちとの関係を「つなぐ」ことを目指して、このページを作りました。
国立がん研究センター がん情報サービス編集委員会
都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会 情報提供・相談支援部会