1.患者数
2019年に日本全国で口腔・咽頭がんと診断されたのは、23,671例(人)です。
2.生存率
がんの治療成績を示す指標の1つとして、生存率があります。
以下に、全国がんセンター協議会(全がん協)が公表している院内がん登録から算出された5年相対生存率のデータを示します。このデータは、およそ10年前のがんの診断、治療に基づくものです。したがって、診断や治療の進歩により、現在は下記の数字より治療成績は向上していると考えられます。データは平均的、かつ確率として推測されるものであるため、すべての患者さんに当てはまる値ではないことをご理解ください。
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治療については、手術(外科治療)だけではなく、放射線治療、薬物療法、その他の何らかの治療を受けた患者さんが対象となっています。そのため、各施設で公表している、手術だけを受けた患者さんを対象とした生存率と、異なる場合があります。
表3 下咽頭がんの病期別5年相対生存率(対象:2012〜2014年に診断された人)
病期 |
症例数(件) |
5年相対生存率(%) |
Ⅰ |
34 |
88.3 |
Ⅱ |
67 |
78.8 |
Ⅲ |
85 |
72.3 |
Ⅳ |
307 |
37.4 |
全病期 |
503 |
52.3 |
全国がんセンター協議会の生存率共同調査(2022年11月集計)による
更新・確認日:2023年04月13日 [
履歴 ]
履歴
2023年04月13日 |
「1.患者数」「2.生存率」を更新しました。 |
2021年07月01日 |
掲載しました。 |
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