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喉頭がん

喉頭がん 予防・検診

1.発生要因

喉頭がんが発生する主な要因は、喫煙と飲酒です。特に、解剖学的な特徴から、喉頭がんは喫煙の影響が他のがんより強いとされています。

2.予防と検診

1)予防

日本人を対象とした研究では、がん全般の予防には禁煙、節度のある飲酒、バランスのよい食事、身体活動、適正な体形の維持、感染予防が有効であることが分かっています。

2)がん検診

がん検診の目的は、がんを早期発見し、適切な治療を行うことで、がんによる死亡を減少させることです。わが国では、厚生労働省の「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針(令和3年一部改正)」でがん検診の方法が定められています。

しかし、喉頭がんについては、現在、指針として定められているがん検診はありません。気になる症状がある場合には、医療機関を早期に受診することが勧められます。

なお、がん検診は、症状がない健康な人を対象に行われるものです。がんの診断や治療が終わったあとの検査は、ここでいうがん検診とは異なります。

更新・確認日:2023年09月06日 [ 履歴 ]
履歴
2023年09月06日 がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針(令和3年10月1日一部改正)」を確認し、更新しました。
2018年06月26日 「頭頸部癌診療ガイドライン2018年版」「頭頸部癌取扱い規約 第6版(2018年)」より、内容の更新をするとともに、4タブ形式に変更しました。
2013年01月06日 図2を更新しました。
2012年12月21日 内容を更新しました。タブ形式に変更しました。
2006年11月29日 内容を更新しました。
1996年11月25日 掲載しました。
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