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喉頭がん

喉頭がん 療養

1.日常生活を送る上で

療養生活では、体調を整えるように心がけることが大切です。規則正しい生活、バランスのとれた食事や適度な運動などを心がけましょう。ただし、体調が悪いときには無理は禁物です。担当医と相談しつつ、できることから始めましょう。

治療後の安静が必要な期間を過ぎてからは、積極的に、機能を回復するための練習が必要です。話すこと、飲み込むこと、食べることは、多くの筋肉や神経の複雑な働きによって可能になります。身ぶりや手ぶり、メモによる筆談などを組み合わせながら、なるべくのどを使うように心がけてみましょう。話すことが、飲み込みやすさを助けることもあります。

喉頭温存手術を受けた場合は、飲み込みのリハビリテーションで、その段階に合った食べ物を選ぶことが重要です。食べることそのものがリハビリテーションになるため、担当医と相談しながらいろいろな食事に挑戦しましょう。

喉頭全摘出術を受けた場合は、呼吸をするために首に開けた穴(永久気管孔)は、清潔に保ち、乾燥させないために、毎日ぬれたタオルで気管孔を拭く、ガーゼをかぶせて乾燥しないようにする、吸入や吸痰といった管理が必要になります。また、入浴の際には気管孔にお湯が入らないように注意が必要です。発声法の練習も無理のない範囲で取り組みましょう。

また、喉頭全摘出術を受けた方は身体障害者3級に該当するため、認定のための手続きを行うと、自治体から援助を受けられるようになります。援助の内容は、市区町村によって異なりますが、電気喉頭・ファックス・吸入吸痰器の購入補助、交通機関の運賃割引などがあります。申請後、認定までに2カ月程度かかりますが、手術当日から申請手続きができるので、入院前に書類を取り寄せるなどの準備をしておくとよいでしょう。住まいの市区町村で問い合わせてください。わからないときには、がん相談支援センターに相談しましょう。

2.経過観察

治療後の体の状態や、がんの転移・再発の有無を確認するために、定期的に通院して診察や検査を受けましょう。万一、転移や再発があっても早い段階で見つけることで、手術を含めたさまざまな治療が選択でき、より高い治療効果も期待できます。

喉頭がんは、治療後2年以内に再発することが多いとされていますが、その後の再発頻度は緩やかに減少していきます。受診の間隔は状態によって異なりますが、治療後2年以内は1カ月から2カ月に1回程度、継続的な受診が必要であり、少なくとも5年間は経過観察をする必要があります。通院の際には、内視鏡検査、首の触診などを行います。受診の間隔や検査の内容は患者さんの状態によって異なるため、担当医と相談しながらきちんと通院しましょう。

更新・確認日:2018年06月26日 [ 履歴 ]
履歴
2018年06月26日 「頭頸部癌診療ガイドライン2018年版」より、内容の更新をするとともに、4タブ形式に変更しました。
2012年12月21日 内容を更新しました。タブ形式に変更しました。
2006年11月29日 内容を更新しました。
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