1.発生要因
中咽頭がんの発生には、喫煙、飲酒のほか、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染が原因となっているものがあることが分かっています。
発生要因に関するがん情報サービスの記載方針を掲載しています。
2.予防と検診
1)予防
日本人を対象とした研究では、がん全般の予防には禁煙すること、飲酒を控えること、バランスのよい食事をとること、活発に身体を動かすこと、BMI等を基準とした適正体重を維持すること、がんの原因となりうる感染を予防することが有効であることが分かっています。中咽頭がんを予防するためには禁煙し、飲酒を控えましょう。
ヒトパピローマウイルス(HPV)の予防には、HPVワクチンが有効であることが示されています。2026年2月時点で、HPVワクチンの予防接種を公費で受けられるのは、12歳~16歳の女性で、男性は対象になりません。なお、自治体によっては、男性のHPVワクチン接種に対する助成制度がある場合があります。詳細は、お住まいの市区町村の担当窓口にお問い合わせください。
2)がん検診
がん検診の目的は、がんを早期発見し、適切な治療を行うことで、がんによる死亡を減少させることです。がん検診は、症状があらわれていない人に行われます。症状があって受診したときに行われる検査や、治療後の経過観察で行われる定期検査はがん検診ではありません。
わが国では、厚生労働省の「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針(令和7年一部改正)」でがん検診の方法が定められています。
中咽頭がんについては、現在は指針として定められているがん検診はありません。気になる症状がある場合には、医療機関を早めに受診することをお勧めします。
更新・確認日:2026年02月27日 [ 履歴 ]
履歴
| 2026年02月27日 | 「頭頸部癌診療ガイドライン2025年版」より、内容を更新しました。 |
| 2025年04月01日 | 内容を確認し、一部更新しました。 |
| 2023年01月05日 | がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針(令和3年10月1日一部改正)」を確認し、更新しました。 |
| 2019年04月23日 | 「4.統計」の項目名を「4.患者数(がん統計)」に変更し、内容を更新しました。 |
| 2018年11月29日 | 「頭頸部癌診療ガイドライン 2018年版」「頭頸部癌取扱い規約 第6版(2018年)」より、内容の更新をするとともに、4タブ形式に変更しました。 |
| 2013年03月14日 | 内容を更新しました。タブ形式に変更しました。 |
| 2006年03月16日 | 内容を更新しました。 |
| 1997年05月12日 | 掲載しました。 |