中咽頭がんについて
1.中咽頭について
頭頸部とは、脳、目、首の骨(頸椎)を除いた頭と頸部(首)のことで、鼻や口、あご、のど、耳、またそれらの周囲の臓器を指します。頭頸部には、聴覚、嗅覚、味覚といった感覚器官があり、かむこと(咀嚼)、飲み込むこと(嚥下)、発声、呼吸といった日常生活に欠かすことのできない機能があります。
その中で咽頭は、鼻の奥から食道までの飲食物と空気が通る部位で、筋肉と粘膜でできた約13cmの管です。咽頭は上から、上咽頭、中咽頭、下咽頭の3つの部位に分かれています(図1)。
中咽頭とは、咽頭の中間部分で、軟口蓋(口の上部の奥にある柔らかい部分)、口の奥の突き当たりの壁、口蓋扁桃、舌根(舌の付け根部分)が含まれます。軟口蓋は、飲食物を飲み込むときに上がることで、鼻腔への通り道をふさぎます。この動きによって、飲食物は鼻腔に流れずに下咽頭へ送られます。
2.中咽頭がんとは
中咽頭がんは、中咽頭に発生するがんで、頭頸部がんの1つです。発生する組織型(がんの種類)は、ほとんどが扁平上皮がんです。
中咽頭がんの発生には、喫煙や飲酒のほか、子宮頸がんの原因として知られているヒトパピローマウイルス(HPV)感染が原因となっているものもあることが分かっています。
咽頭の周りには多くのリンパ節があるため、頸部(首)のリンパ節に転移しやすいという特徴があります。がんの発見時に頸部リンパ節への転移が見つかることも珍しくありません。また、先に頸部リンパ節転移が見つかり、原発巣を探していくうちに中咽頭がんであることがあとから分かることもあります。
3.症状
中咽頭がんは、初期のうちは自覚症状が見られないことがあります。
症状としては、飲み込むときの違和感、おさまらない咽頭痛、のどからの出血、口を大きく開けにくい、舌を動かしにくい、耳の痛み、口の奥・のど・首にできるしこり、声の変化などがあげられます。
このような症状がある場合には、早めに耳鼻咽喉科を受診するようにしましょう。
4.関連する疾患
中咽頭がんと同時、または異なる時期に、中咽頭以外の頭頸部、食道、胃、大腸、肺などの臓器にがんが見つかることがあります。中咽頭がんの原因の1つである喫煙や飲酒は、これらのがんの発生要因でもあるためです。このように、異なる臓器に発生するがんのことを重複がんといいます。咽頭がんは重複がんが多いという特徴があります。
なお、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染が原因となる中咽頭がんの場合には、HPVが関連する他のがん(子宮頸部・肛門・外陰・膣・陰茎など)になるリスクが高まる可能性があります。
| 2026年02月27日 | 「頭頸部癌診療ガイドライン2025年版」より、内容を更新しました。 |
| 2023年03月20日 | 図1の一部を修正しました。 |
| 2023年01月05日 | 「頭頸部癌診療ガイドライン 2022年版」「頭頸部癌取扱い規約 第6版補訂版」より、内容を更新しました。 |
| 2019年04月23日 | 「4.統計」の項目名を「4.患者数(がん統計)」に変更し、内容を更新しました。 |
| 2018年11月29日 | 「頭頸部癌診療ガイドライン 2018年版」「頭頸部癌取扱い規約 第6版(2018年)」より、内容の更新をするとともに、4タブ形式に変更しました。 |
| 2013年03月14日 | 内容を更新しました。タブ形式に変更しました。 |
| 2006年03月16日 | 内容を更新しました。 |
| 1997年05月12日 | 掲載しました。 |
中咽頭がん 検査
視診や触診、内視鏡検査で咽頭を確認します。がんが疑われる場合は、組織を採取して詳しく調べる検査(生検)を受けます。また、がんの大きさ、リンパ節や他臓器への転移などを確認するために、CT検査やMRI検査、超音波(エコー)検査、PET検査などが行われます。
1.視診・触診
中咽頭がんは、口から観察できる場合もあるため、ライトで照らして口からのどの奥を観察して調べます。へらのような器具(舌圧子)やガーゼを用いて、舌をよけながら観察します。
また、口から入れた指が届く場所にがんができるため、がんがある部分を指で直接触れて、がんの大きさや硬さ、広がりなどを調べます。医師が首の周りを丁寧に触って、リンパ節への転移がないかなども調べます。
2.内視鏡検査
咽頭や喉頭に局所麻酔をかけ、のどへの刺激による吐き気(咽頭反射)と痛みを除いたあと、内視鏡を鼻や口から入れて、咽頭を確認します。また、中咽頭がんは、同時に食道がんなどができることがあるため(重複がん)、内視鏡で食道から胃まで確認する上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)で重複がんがないか調べることが勧められています。
3.生検
咽頭や喉頭に局所麻酔をかけ、内視鏡で確認しながら病変の一部を採取して、顕微鏡で詳しく確認し、がんかどうかを診断する検査です。また、採取したがん組織を免疫染色という方法を用いて調べ、p16というタンパク質が多く作られている場合にp16陽性、そうでない場合にp16陰性と診断されます。p16陽性か陰性かによって、がんのステージ(病期)の分類方法が異なります。
4.CT検査
体の周囲からX線をあてて撮影することで、体の断面を画像として見ることができる検査です。がんの深さや広がり、リンパ節への転移や、離れた臓器への転移(遠隔転移)の有無を調べるときに行われます。造影剤を注射して撮影すると、がんの広がりや、がんが周りの臓器に浸潤していないかなどを詳しく確認できます。
5.MRI検査
強力な磁石と電波を使用して撮影することで、体の断面を画像として見ることができる検査です。MRI検査の画像は、CT検査よりも、がん組織と正常な組織の区別が明確になります。がんの深さや広がり、リンパ節への転移の有無をCT検査とは異なる情報から調べることができます。
6.超音波(エコー)検査
首の表面から超音波をあて、そのはね返りをモニターで見ながら確認する検査です。主に頸部リンパ節への転移の有無を調べるときに行われます。
7.PET検査
放射性フッ素を付加したブドウ糖液を注射し、がん細胞にエネルギー源として取り込まれるブドウ糖の分布を撮影します。PET検査とCT検査の画像を重ねることで、CT検査やMRI検査とは異なる情報から、がんの広がり、リンパ節や他の臓器への転移の有無を調べることができます。治療後の再発の診断にも有用なことがあります。
8.腫瘍マーカー検査
がんの診断の補助や、診断後の経過観察、治療の効果判定などを主な目的として行う検査です。中咽頭がんでは、現在のところ、がんの診断や治療効果の判定に使用できるような、特定の腫瘍マーカーはありません。
| 2026年02月27日 | 「頭頸部癌診療ガイドライン2025年版」より、内容を更新しました。 |
| 2023年01月05日 | 「頭頸部癌診療ガイドライン 2022年版」「頭頸部癌取扱い規約 第6版補訂版」より、内容を更新しました。 |
| 2018年11月29日 | 「頭頸部癌診療ガイドライン 2018年版」「頭頸部癌取扱い規約 第6版(2018年)」より、内容の更新をするとともに、4タブ形式に変更しました。 |
| 2013年03月14日 | 内容を更新しました。タブ形式に変更しました。 |
| 2006年03月16日 | 内容を更新しました。 |
| 1997年05月12日 | 掲載しました。 |
中咽頭がん 治療
中咽頭がんの治療には、手術(外科治療)、放射線治療、化学放射線療法、薬物療法があります。また、診断されたときから、がんに伴う心と体のつらさなどを和らげるための緩和ケア/支持療法を受けることができます。不安なことや困ったことがあるときは、医療者やがん相談支援センターに相談しましょう。
1.ステージと治療の選択
治療を選択する際には、がんの進行の程度を示すステージ(病期)やがんの性質、体の状態などを調べます。
1)ステージ(病期)
がんの進行の程度は、「ステージ(病期)」として分類します。ステージは、ローマ数字を使って表記することが一般的で、0期(ステージ0)・Ⅰ期(ステージ1)・Ⅱ期(ステージ2)・Ⅲ期(ステージ3)・Ⅳ期(ステージ4)と進むにつれて、より進行したがんであることを示しています。
ステージは、次のTNMの3種のカテゴリー(TNM分類)の組み合わせで決まります。
Tカテゴリー:原発腫瘍※の広がり
Nカテゴリー:頸部リンパ節に転移したがんの大きさと個数
Mカテゴリー:がんができた場所から離れた臓器への転移の有無
※原発腫瘍とは、原発部位(がんがはじめに発生した部位)にあるがんのことで、原発巣ともいわれます。
中咽頭がんのTNM分類および病期は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染に関連するp16というタンパク質が陽性か陰性かによって異なります。p16陰性または検査未実施の場合は表1・表2、p16陽性の場合は表3・表4のように分類されます。なお、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染に関連した中咽頭がんは、そうでないものに比べて予後がよいことが知られています。
2)治療の選択
治療は、標準治療を基本として、本人の希望や生活環境、年齢を含めた体の状態などを総合的に検討し、担当医と話し合って決めていきます。
中咽頭がんの治療では、飲み込むことや発声などの機能を残すことも重要です。そのため、治療法は、腫瘍の部位と広がり、転移の有無にくわえて、機能温存の希望から決めていきます。
図2は、中咽頭がんの標準治療を示したものです。担当医と治療方針について話し合うときの参考にしてください。遠隔転移がある場合(M1)は、それぞれの状況に応じて治療法が検討されます。
なお、手術と手術以外の治療法(放射線治療、放射線治療と薬物療法を併用する化学放射線療法)を比較しても、どちらがよいかはまだ分かっていません。また、がんがp16陽性か陰性かによって治療の選択が変わることはありません。
妊娠や出産について
がんの治療が、性別にかかわらず妊孕性(子どもをつくる力)に影響することがあります。また、がんの治療が遅れる場合には、妊娠の継続を断念せざるを得ないこともあります。将来子どもをもつことを希望している場合で、特に薬物療法を受ける可能性が高いときには、妊孕性を温存すること(妊娠するための力を保つこと)が可能かどうかを、治療開始前に担当医に相談しましょう。
禁煙について
喫煙を続けることは、がんの治療の効果を下げる原因になると考えられています。喫煙している場合には、治療が始まる前に禁煙しましょう。なお、手術までに禁煙できていないときには、手術が延期されることもあります。禁煙治療を行っている禁煙外来を利用することで、禁煙の成功率が高くなります。禁煙治療を希望する場合は、担当医に相談しましょう。お住まいの近くで禁煙外来を行っている医療機関を紹介される場合もあります。
セカンドオピニオンについて
担当医が提案した以外にも治療法がないか知りたいときや、担当医の意見を別の角度から検討したいときにセカンドオピニオンを受けることもできます。セカンドオピニオンについての詳細は、担当医やがん相談支援センターに確認しましょう。
2.手術(外科治療)
中咽頭がんの手術は、がんとリンパ節の切除が中心です。切除した部位の機能が失われる場合は、体の別の組織を移植する手術によって切除した部分を再建する「再建手術」を行い、飲み込むことや発声の機能などをできるだけ保つようにします。
1)手術の内容
(1)中咽頭がんに対する手術
T1、T2の場合は、口から器具を入れてがんを切除する経口的切除術ができることも多く、後遺症も比較的少なくてすみます。がんが進行していると、切除する範囲が大きくなります。腫瘍の広がっている範囲に応じて舌や喉頭、下咽頭も同時に切除することがあります。
(2)頸部郭清術
中咽頭がんでは、頸部リンパ節に転移があることが多いです。頸部リンパ節に転移している場合や、転移している可能性が高い場合は、頸部リンパ節を切除する頸部郭清術を行います。リンパ節への転移がない場合でも、予防的に行うことがあります。
取り除く範囲は、がんの状態によって異なります。周辺の血管や神経、筋肉をできるだけ残しながら手術しますが、がんの状態によってはそれらを残すことができないことがあります。
2)術後の後遺症
(1)中咽頭がんの手術の後遺症
手術で切除する範囲が小さい場合は、後遺症も少ないです。切除する範囲が大きい場合は、飲み込むこと、かむこと、発音や発声などの機能が低下したり、再建手術が必要になったりすることがあります。
例えば、咽頭や喉頭、舌などを大きく切除する場合は、発音する機能や飲食物を飲み込む機能が損なわれることがあります。また、下あごの骨を切除した場合は、口の開閉がしにくくなり、食べ物を十分にかみ砕くことが難しくなることもあります。
また、がんの広がりや部位によっては声帯を切除する場合があります。声帯を切除すると声が出せなくなるため、発声法(食道発声、シャント発声など)の習得や電気式人工喉頭(発声を補助する器具)を使用した代用音声のリハビリテーションを行います。
術後の後遺症については、手術をする前に担当医より説明があります。分からないことや不安なことは、遠慮なく担当医や看護師などの医療者に相談しましょう。
(2)頸部郭清術の後遺症
頸部郭清術の際は、リンパ節、周囲の血管や筋肉、神経を切除することがあるため、術後に、顔のむくみ、頸部のこわばり、肩の運動障害などの後遺症が起こることがあります。後遺症を最小限に抑えるために、リハビリテーションを行います。
3.放射線治療
放射線治療は、放射線をあててがん細胞を破壊し、がんを消滅させたり、小さくしたりします。中咽頭がんでは、放射線治療に薬物療法を併用する化学放射線療法を行うことで、放射線治療の効果を高めることや、再発のリスクを下げることが期待されます。化学放射線療法に関する情報は、関連情報をご確認ください。
1)放射線治療の内容と種類
体の外側から放射線をあてる外部照射を、33~35回(1日1回、週5日の治療を6~7週間)受けます。放射線治療中は、目的の部位に放射線を正確にあてるため、頭部と頸部が動かないようにする固定具(シェル)を使用します(図3)。
なお、中咽頭がんの放射線治療では、強度変調放射線治療(Intensity-Modulated Radiation Therapy : IMRT)が勧められています。IMRTは、さまざまな方向からあてる放射線の量をコンピューターで調節して、複雑な形のがんでもそれぞれの部位に適切な量の放射線を照射できます。このため、治療終了後にあらわれる副作用を軽減する効果が期待されます。
その他の放射線治療
粒子線治療(陽子線・重粒子線)
口腔・咽頭・喉頭の頭頸部がんのうち、扁平上皮がん以外のがんでは、粒子線治療(陽子線・重粒子線)が保険適用となりました。しかし、中咽頭がんの多くは扁平上皮がんであるため、適用となる人は限られています。
ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)
2020年6月より、手術が適応とならない局所進行または局所再発の頭頸部がんに対して、ホウ素中性子捕捉療法(Boron Neutron Capture Therapy : BNCT)が保険適用となりました。治療は標準治療が優先となり、実施できる施設や適応となる病気の状態は限られています。BNCTの詳細や、実施できる施設については、関連情報をご覧ください。
2)放射線治療の副作用
放射線治療の副作用は、治療中や治療後すぐにあらわれる早期合併症と、治療終了後半年から数年たってから起こる晩期合併症があります。
中咽頭がんの放射線治療や化学放射線療法では、食事や発声など、日常生活に重要な機能をもつ場所に副作用があらわれるため、これらの副作用をコントロールすることが大切です。副作用が原因で治療が続けられなくなることを避けるため、皮膚科医、看護師、歯科医、歯科衛生士、言語聴覚士、栄養士、心理職(公認心理師、臨床心理士)などの医療スタッフが連携して、治療やケア(集学的治療)が行われます。
(1)治療中に起こる副作用(早期合併症)とその対処法
①粘膜炎(口内炎・咽頭炎など)・唾液の分泌障害・味覚障害
放射線治療を始めてから1~2週目からは口内炎や咽頭炎などの粘膜炎、唾液が出にくくなる、味が分からなくなるといった症状が起こり始め、照射が終わってから7~10日頃に最も強くなります。粘膜炎によって、飲食物が飲み込みにくくなる嚥下困難などの症状があらわれることもあります。
粘膜炎は照射が終わってから2週間~1カ月で改善していきますが、声がかれる、唾液が出にくくなる、味が分からないという症状の改善には時間がかかり、十分に回復しないこともあります。
口腔ケア
口の中には、たくさんの細菌が存在しています。放射線治療によって唾液が減少すると、細菌から粘膜や歯を守ることができず、口内炎や、むし歯などができることがあります。粘膜に刺激のないやさしいブラッシングやうがい、こまめに水分をとることなどを心がけて、口の中を清潔で潤った環境に保ちましょう。
粘膜炎や痛みへの対処
口の中の乾燥や粘膜炎による痛みから、食事をとることが難しくなります。痛みが強いときは、痛み止めを使います。必要に応じてオピオイド(医療用麻薬)を用いることもあります。
また、刺激にならないように柔らかく煮た食事をとるなど、口やのどの安静を保つことが大切です。
胃ろうの造設
十分に食べられず体力が落ちたり、薬を服用できなかったりすると、治療が続けられなくなることがあります。これを防ぐため、放射線治療を始める前に胃ろう(おなかの皮膚から胃へ管を通す穴)をつくっておく場合があります(図4)。治療中や治療後に、食事が十分に食べられなかったり、薬を内服できなかったりする場合には、胃ろうから直接栄養や薬剤をとることができます。これにより、栄養状態や体力の低下を防ぎ、治療の中断や入院の可能性を減らすことが期待できます。
なお、胃ろうは、ほとんどの場合、内視鏡やX線を使って、おなかの中を確認しながらつくります。治療が終わって、口から十分食事がとれるようになったら、胃ろうに入れていた管を抜きます。管を抜いたあとの穴は、通常は自然にふさがります。
②皮膚炎
治療を始めてから2~3週目頃に皮膚炎が起こり始めます。症状は、治療終了後〜1週間以内で最も強くなり、1~2カ月程度でよくなることが多いです。
皮膚炎の予防
皮膚の清潔と保湿が大切です。皮膚炎が起こった場合は、医師の診察と指示を受けて、外用薬(塗り薬)を用いて悪化を防ぐことがあります。清潔や保湿など、スキンケアに関する詳細は、関連情報をご参照ください。
(2)治療終了後半年から数年たってあらわれる副作用
中耳炎、嚥下、開口障害(口が開きにくくなること)、唾液が出にくいことによる味覚の低下やむし歯の増加、歯が抜ける、下顎骨壊死(下あごの骨の組織が局所的に壊死すること)や下顎骨骨髄炎(普段から口の中にいる細菌の感染が、下あごの骨に及んだ状態)によるあごの痛みや腫れなどの症状があらわれることがあります。治療終了後も口の中の感染を防ぐため、口腔ケアを続けましょう。
頭頸部に放射線治療を受けると、甲状腺の機能が低下して、だるさや体重の増加などの症状があらわれることがあります。血液検査で甲状腺の働きが低下していると分かった場合は、ホルモン薬を毎日服用することで、多くの場合は症状が改善します。
治療が終わったあとも体調の変化に気を付けて、気になる症状があれば担当医に相談しましょう。
4.化学放射線療法
化学放射線療法は、手術を行わずに放射線治療と併用して薬物療法(化学療法)を行う治療です。薬物療法と放射線治療を併用することで治療効果を高めることができます。
化学放射線療法における薬物療法では、細胞障害性抗がん薬を使います。細胞障害性抗がん薬は、細胞が増殖する仕組みの一部を邪魔することで、がん細胞を攻撃する薬です。
放射線治療による副作用として、声がかれたり、皮膚炎や粘膜炎、嚥下障害が起こったりすることがあります。また、薬物療法によって骨髄抑制などの副作用があらわれることがあります。これらの副作用は、放射線治療または薬物療法を単独で行う場合よりも強くあらわれることが多いため、適切に対処し、必要なケアを受けることが大切です。放射線治療と薬物療法それぞれの副作用と対処法については、関連情報をご覧ください。
5.薬物療法
中咽頭がんの薬物療法には、治癒や機能の温存を目指した集学的治療として行われる薬物療法と、再発・転移した場合に行われる薬物療法があります。
1)薬物療法の種類
治癒や機能の温存を目指した薬物療法には、放射線治療と同時に行われる化学放射線療法があります。また、根治を目指した放射線治療の前に導入化学療法として行う場合や、根治を目指した手術のあとに術後化学放射線療法として行う場合もあります。
導入化学療法の目的は、放射線治療の前に薬物療法を行うことで、腫瘍の量を減らし、治療効果を高めることです。治療は、複数の細胞障害性抗がん薬を組み合わせます。分子標的薬を併用することもあります。
術後化学放射線療法は、手術でがんが取りきれなかった場合や、再発の可能性が高い場合に行う治療のことです。細胞障害性抗がん薬と放射線治療を併用することが勧められています。
再発や遠隔転移に対する薬物療法では、細胞障害性抗がん薬や分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬が使われます。詳しくは関連情報をご参照ください。また、薬に関する詳細な情報は、治療の担当医や薬剤師などの医療者にご確認ください。
2)薬物療法の副作用
副作用は、使用する薬ごとに異なります。また、副作用の程度にも個人差があります。最近では副作用を予防する薬なども開発され、特に吐き気や嘔吐については、予防やコントロールができるようになってきました。
自分が受ける薬物療法について、いつどんな副作用が起こりやすいか、どう対応したらよいか、特に気を付けるべき症状は何かなど、治療が始まる前に担当医や薬剤師などによく確認しておきましょう。また、副作用と思われる症状がみられたときには、担当医に伝えましょう。
6.緩和ケア/支持療法
がんになると、体や治療のことだけではなく、仕事のことや、将来への不安などのつらさも経験するかもしれません。
緩和ケア/支持療法は、がんに伴う心と体のつらさ、社会的なつらさを和らげたり、がんそのものによる症状やがんの治療に伴う副作用・合併症・後遺症を軽くしたりするために行われる予防、治療およびケアのことです。
緩和ケアは、診断時から行われるすべてのがん治療の土台です。緩和ケアや支持療法を受けることで、体の負担になっているつらさを和らげることができ、がんの治療にも専念しやすくなります。がんやがん治療に伴うつらさを感じたときは、担当医や看護師に伝えましょう。がん相談支援センターに相談することもできます。
全国のがん診療連携拠点病院では外来、入院いずれの状況でも緩和ケアを受けることができます。必要に応じて地域の病院と連携して、自宅で緩和ケアを継続することも可能です。お住まいの地域の病院や在宅療養、利用できる制度、地域の緩和ケアに関する情報などについては、がん相談支援センターやソーシャルワーカーにご相談ください。
アピアランスケア
がんやがんの治療によって外見が変化することがあります。支持療法の中でも、外見の変化によって起こるさまざまな苦痛を軽減するための支援として行われているのが、「アピアランス(外見)ケア」です。外見が変化することによる悩みや心配についても、医療者やがん相談支援センターに相談できます。
7.リハビリテーション
リハビリテーションは、がんやがんの治療による体への影響に対する回復力を高め、残っている体の能力を維持・向上させるために行われます。また、緩和ケアの一環として、心と体のさまざまなつらさに対処する目的でも行われます。
中咽頭がんの手術を受けるときは、合併症の予防や、後遺症を最小限に抑えること、また、術後の回復を早めるためにリハビリテーションを行います。治療後の安静が必要な期間を過ぎてからは、積極的に、機能を回復するための練習を行うことが大切です。
1)飲み込みのリハビリテーション
粘膜炎による飲み込みづらさや唾液の減少、嚥下機能の低下、また、飲食物を食道へ、空気を気管へふり分ける働きの低下によって、食べ物や飲み物が誤って気管に入る(誤嚥)リスクが高まり、肺炎につながる恐れがあります。また、手術で切除する範囲が大きい場合も、誤嚥するリスクが高くなります。これを防ぐために、言語聴覚士や看護師などと共に、安全に食事をとるためのリハビリテーションとして、舌やのどの筋力を強化するための訓練や、実際に食事をとって嚥下する訓練をします。
飲み込むこと、かむこと、話すことは、多くの筋肉や神経の複雑な働きによって可能になります。話すことがリハビリテーションになり、飲み込みやすさを助けることもあります。はじめは身ぶりや手ぶり、筆談などを使いながら、なるべくのどを使って話すことを心がけてみましょう。治療後の安静が必要な期間を過ぎたら、機能を回復するための練習を積極的に行いましょう。
2)食べ物をよくかみ砕くためのリハビリテーション
手術で下あごの骨を切除したあとにかむ動作がしにくくなった場合は、鏡を見ながら、口の開け閉めを練習するようにします。退院後、1人でも練習できるように、医師や看護師、リハビリテーション専門の医療スタッフにリハビリテーションの方法を確認しておきましょう。
3)頸部郭清術による症状のリハビリテーション
頸部郭清術を行った場合、手術後の顔のむくみ、頸部の変形・こわばり、肩の運動障害などが起こることがあります。このような症状を悪化させないために、医師や理学療法士などの医療スタッフから指導を受けて、肩や首を動かす運動や筋力を強化する運動を行うことが勧められています。
4)発声のリハビリテーション
喉頭をすべて切除する手術(喉頭全摘術)により声を出せなくなった場合は、食道発声、電気式人工喉頭(電気喉頭)、シャント発声などの代用音声を習得する方法があります。発声のリハビリテーションについては、関連情報をご参照ください。
8.再発した場合の治療
再発とは、治療によって、見かけ上なくなったことが確認されたがんが、再びあらわれることです。原発巣やその近くに、がんが再びあらわれることだけでなく、別の臓器で「転移」として見つかることも再発といいます。中咽頭がんでは、発見時に頸部リンパ節に転移していることも少なくありません。また、肺、骨、肝臓などのほかの臓器に転移することもあります。
1)局所再発に対する放射線治療・手術
放射線治療は、原則として同じ部位に対して再び行うことができません。そのため、放射線治療を受けたあとに再発した場合は、可能であれば手術でがんを切除します。一方で、初めの治療で放射線治療を受けていない場合は、放射線治療を含めて治療法を検討します。
2)再発に対する薬物療法
初回の治療後に再発し、手術や放射線治療ができない場合や遠隔転移が出現した場合には、薬物療法を行います。
薬物療法は、細胞障害性抗がん薬や分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬を使います。体の状態に応じて、いくつかの薬を併用したり、1つの薬で治療したりします。なお、PD-L1というタンパク質が、がん細胞やその周囲の免疫細胞に多く出ている人ほど、免疫チェックポイント阻害薬が効く可能性が高いとされています。そのため、治療を始める前にPD-L1を測定することが勧められています。
いずれの薬物療法でも、副作用の対応が重要です。予想される副作用とその対応については、担当医とよく相談をしましょう。特に、免疫チェックポイント阻害薬を用いた治療では、いつ、どんな副作用が起こるかはさまざまで、治療が終了してから数週間から数カ月後に起こる副作用もあるため注意が必要です。起こるかもしれない副作用の症状を事前に知り、自分の体調の変化に気を配って過ごしましょう。治療中や治療後にいつもと違う症状を感じたら、医師や薬剤師、看護師などの医療スタッフに相談しましょう。
なお、2025年12月現在、中咽頭がんの治療に効果があると証明されている免疫療法は、免疫チェックポイント阻害薬を使用する治療法のみです。そのほかの免疫療法で、中咽頭がんに対して効果が証明されたものはないため、自由診療として行われる免疫療法には注意が必要です。自由診療で行われている免疫療法について知りたい場合は、担当医やがん相談支援センターの相談員に相談しましょう。詳細については、関連情報「免疫療法 もっと詳しく 3.慎重な確認が必要な免疫療法」をご確認ください。
体調や合併症などの状況によって、薬物療法を行うことが難しい場合には、症状を和らげるための治療が勧められることがあります。
頭頸部アルミノックス治療(光免疫療法)について
2021年より、切除不能な局所進行または局所再発の頭頸部がんに対して、がん細胞に結合する薬剤を投与したあと、レーザー光をあてることでがん細胞を壊すアルミノックス治療(光免疫療法)が保険適用となりました。治療が受けられる条件や実施できる施設は限られているため、まずは担当医に確認しましょう。
| 2026年02月27日 | 「頭頸部癌診療ガイドライン2025年版」より、内容を更新しました。 |
| 2023年05月16日 | 「3.放射線治療」に「図3 胃ろう」を追加しました。 |
| 2023年03月20日 | 構成を変更し、「化学放射線療法」の見出しを立てました。また、放射線治療の副作用に一部加筆しました。 |
| 2023年01月05日 | 「頭頸部癌診療ガイドライン 2022年版」「頭頸部癌取扱い規約 第6版補訂版」より、内容を更新しました。 |
| 2018年11月29日 | 「頭頸部癌診療ガイドライン 2018年版」「頭頸部癌取扱い規約 第6版(2018年)」より、内容の更新をするとともに、4タブ形式に変更しました。 |
| 2016年02月10日 | 「2.治療成績」の5年相対生存率データを更新しました。 |
| 2014年10月03日 | 「2.治療成績」の5年相対生存率データを更新しました。 |
| 2013年03月25日 | 内容を更新しました。 |
| 2013年03月14日 | 内容を更新しました。タブ形式に変更しました。 |
| 2006年03月16日 | 内容を更新しました。 |
| 1997年05月12日 | 掲載しました。 |
中咽頭がん 療養
1.経過観察
治療によりがんが消失したと判断されたあとは、定期的に通院して検査を受けます。検査を受ける頻度は、がんの進行度や治療法によって異なります。
中咽頭がんは、再発する場合は、治療後3年以内が多いとされ、その後、再発の可能性は緩やかに減少していきます。受診の間隔は状態によって異なりますが、少なくとも5年間は経過観察をする必要があります。
再発や転移、治療後の合併症、食道がんなどの別のがんの早期発見を目的に、内視鏡検査、首の触診、画像検査などが行われます。
2.日常生活を送る上で
規則正しい生活を送ることで、体調の維持や回復を図ることができます。禁煙すること、飲酒を控えること、バランスのよい食事をとること、適度に運動することなどを日常的に心がけることが大切です。
症状や治療の状況により、日常生活の注意点は異なりますので、体調をみながら、担当医とよく相談して無理のないように過ごしましょう。
日頃から口腔ケアを心がけることも大切です。口の中には、普段からたくさんの細菌が存在しています。治療を受けると、これらの細菌が原因で感染症になることがあります。これを防ぐには、粘膜に刺激のないやさしいブラッシング、うがい、こまめに水分をとるなど、口の中を清潔で潤った環境に保つことが効果的です。また、定期的に歯科医師の診察を受けましょう。
禁煙をする・飲酒を控える
中咽頭がんの発生には喫煙や飲酒が関連するタイプもあります。喫煙や飲酒をしていると、異なる時期に、同じく喫煙や飲酒が関連する口腔、食道などのほかの臓器にがんが発生するリスクも高くなります。このように、異なる臓器に発生するがんのことを重複がんといいます。重複がんのリスクを減らすために、治療中はもちろん治療後も禁煙し、飲酒を控えるようにしましょう。
性生活について
治療を受けている期間や治療終了後の性交渉が、がんの進行に悪い影響を与えたり、パートナーに悪い影響を与えたりすることはありません。そのため、性交渉を控える必要はありません。ただし、薬物療法中やそのあとは、膣分泌物や精液に薬の成分が含まれることがあるため、パートナーが薬の影響を受けないように、コンドームを使いましょう。また、薬は胎児にも影響を及ぼすため、治療中や治療終了後、子どもを望む場合でも一定期間は避妊しましょう。経口避妊薬などのホルモン剤を飲むときは、担当医と相談してください。
※中咽頭がんの原因の1つであるヒトパピローマウィルス(HPV)は、皮膚や粘膜の小さな傷口から感染します。そのため、異性間、同性間を問わず、性交渉がHPVに感染するきっかけになることがあります。
なお、がんやがんの治療は、性機能そのものや、性に関わる気持ちに影響を与えることがあります。がんやがんの治療による性生活への影響や相談先などに関する情報は、「がんやがんの治療による性生活への影響」をご覧ください。
患者会・患者サロンについて
患者会や患者サロンなどでは、同じ病気や障害など、共通する経験をもつ人から情報を聞いたり、交流をしたりすることができます。患者会や患者サロンなどの情報は、がん相談支援センターで入手することもできます。
以下の関連情報では、療養中に役立つ制度やサービスの情報を掲載しています。
| 2026年02月27日 | 「頭頸部癌診療ガイドライン2025年版」より、内容を更新しました。 |
| 2025年04月01日 | 内容を確認し、一部更新しました。 |
| 2023年01月05日 | 「頭頸部癌診療ガイドライン 2022年版」「頭頸部癌取扱い規約 第6版補訂版」より、内容を更新しました。 |
| 2018年11月29日 | 「頭頸部癌診療ガイドライン 2018年版」「頭頸部癌取扱い規約 第6版(2018年)」より、内容の更新をするとともに、4タブ形式に変更しました。 |
| 2013年03月25日 | 内容を更新しました。 |
| 2012年11月15日 | 内容を更新しました。タブ形式に変更しました。 |
| 2006年10月01日 | 内容を更新しました。 |
| 1997年05月12日 | 掲載しました。 |
中咽頭がん 臨床試験
よりよい標準治療の確立を目指して、臨床試験による研究段階の医療が行われています。
現在行われている標準治療は、より多くの人によりよい治療を提供できるように、研究段階の医療による研究・開発の積み重ねでつくり上げられてきました。
中咽頭がんの臨床試験を探す
国内で行われている中咽頭がんの臨床試験が検索できます。
がんの臨床試験を探す チャットで検索
※入力ボックスに「中咽頭がん」と入れて検索を始めてください。チャット形式で検索できます。
がんの臨床試験を探す カテゴリで検索 中咽頭がん
※国内で行われている中咽頭がんの臨床試験の一覧が出ます。
臨床試験への参加を検討する際は、以下の点にご留意ください
- 臨床試験への参加を検討したい場合には、担当医にご相談ください。
- がんの種類や状態によっては、臨床試験が見つからないこともあります。また、見つかったとしても、必ず参加できるとは限りません。
中咽頭がん 患者数(がん統計)
1.患者数
2021年に日本全国で口腔・咽頭がんと診断されたのは、22,781例(人)です。なお、2021年に日本全国で中咽頭がんと診断されたのは、4,116例(人)です。
2.生存率
がんの治療成績を示す指標の1つに、生存率があります。生存率とは、診断からある一定の期間経過した時点で生存している割合のことで、通常はパーセンテージ(%)で示します。生存率の中でも、がんの診断から5年後の数値である5年生存率がよく参考にされます。
関連情報には、地域がん登録から算出された上咽頭がんを含む口腔・咽頭がんの5年相対生存率を掲載しています。なお、このデータは、およそ10年前のがんの診断、治療に基づくものです。診断や治療の進歩により、現在はデータの数字より生存率は向上していると考えられます。ただし、データは平均的、かつ確率として推測されるものであるため、すべての人に当てはまる値ではないことをご理解ください。
中咽頭がん 予防・検診
1.発生要因
中咽頭がんの発生には、喫煙、飲酒のほか、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染が原因となっているものがあることが分かっています。
2.予防と検診
1)予防
日本人を対象とした研究では、がん全般の予防には禁煙すること、飲酒を控えること、バランスのよい食事をとること、活発に身体を動かすこと、BMI等を基準とした適正体重を維持すること、がんの原因となりうる感染を予防することが有効であることが分かっています。中咽頭がんを予防するためには禁煙し、飲酒を控えましょう。
ヒトパピローマウイルス(HPV)の予防には、HPVワクチンが有効であることが示されています。2026年2月時点で、HPVワクチンの予防接種を公費で受けられるのは、12歳~16歳の女性で、男性は対象になりません。なお、自治体によっては、男性のHPVワクチン接種に対する助成制度がある場合があります。詳細は、お住まいの市区町村の担当窓口にお問い合わせください。
2)がん検診
がん検診の目的は、がんを早期発見し、適切な治療を行うことで、がんによる死亡を減少させることです。がん検診は、症状があらわれていない人に行われます。症状があって受診したときに行われる検査や、治療後の経過観察で行われる定期検査はがん検診ではありません。
わが国では、厚生労働省の「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針(令和7年一部改正)」でがん検診の方法が定められています。
中咽頭がんについては、現在は指針として定められているがん検診はありません。気になる症状がある場合には、医療機関を早めに受診することをお勧めします。
| 2026年02月27日 | 「頭頸部癌診療ガイドライン2025年版」より、内容を更新しました。 |
| 2025年04月01日 | 内容を確認し、一部更新しました。 |
| 2023年01月05日 | がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針(令和3年10月1日一部改正)」を確認し、更新しました。 |
| 2019年04月23日 | 「4.統計」の項目名を「4.患者数(がん統計)」に変更し、内容を更新しました。 |
| 2018年11月29日 | 「頭頸部癌診療ガイドライン 2018年版」「頭頸部癌取扱い規約 第6版(2018年)」より、内容の更新をするとともに、4タブ形式に変更しました。 |
| 2013年03月14日 | 内容を更新しました。タブ形式に変更しました。 |
| 2006年03月16日 | 内容を更新しました。 |
| 1997年05月12日 | 掲載しました。 |
中咽頭がん 関連リンク・参考資料
1.中咽頭がんの相談先・病院を探す
専門的で質の高いがん医療を提供する病院として、国が指定したがん診療連携拠点病院・地域がん診療病院があります。これらの病院では、がんに関する相談窓口「がん相談支援センター」を設置しており、病院の探し方についても相談できます。
以下の「相談先・病院を探す」では、中咽頭がんを含む「咽頭がん」の診療をするがん診療連携拠点病院などの病院や、がん相談支援センターの一覧を公開しています。診断や治療の実施状況や病院の種類などで絞り込むことや、院内がん登録の件数などを確認することもできます。
2.参考資料
- 日本頭頸部癌学会編.頭頸部癌診療ガイドライン2025年版.2025年,金原出版.
- 日本頭頸部癌学会編.頭頸部癌取扱い規約 第6版補訂版.2019年,金原出版.
- 日本臨床腫瘍学会編.頭頸部がん薬物療法ガイダンス第2版.2018年,金原出版.
- 日本放射線腫瘍学会編.患者さんと家族のための放射線治療Q&A 2025年版.2025年,金原出版.
- 日本放射線腫瘍学会編.放射線治療計画ガイドライン 2024年版.2024年,金原出版.
- 成田浩人編.放射線治療計画 -準備から照射まで-.2018年, PILAR PRESS.
- 厚生労働省ウェブサイト.HPVワクチンに関するQ&A(閲覧日2026年2月13日)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/hpv_qa.html
- 厚生労働省ウェブサイト.HPVワクチンの男性への接種について(閲覧日2026年2月13日)https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001569950.pdf
作成協力
| 2026年02月27日 | 「頭頸部癌診療ガイドライン2025年版」より、内容を更新しました。 |
| 2023年01月05日 | 「2.参考資料」を更新しました。 |
| 2021年07月01日 | 「1.中咽頭がんの相談先・病院を探す」を追加しました。 |
| 2019年04月23日 | 「4.統計」の項目名を「4.患者数(がん統計)」に変更し、内容を更新しました。 |
| 2018年11月29日 | 「頭頸部癌診療ガイドライン 2018年版」「頭頸部癌取扱い規約 第6版(2018年)」より、内容の更新をするとともに、4タブ形式に変更しました。 |
| 2013年03月14日 | 内容を更新しました。タブ形式に変更しました。 |
| 2006年03月16日 | 内容を更新しました。 |
| 1997年05月12日 | 掲載しました。 |