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甲状腺がん

甲状腺がん 療養

がんと診断されてからの仕事については「がんと仕事」、医療費や利用できる制度、相談窓口などのお金に関する情報は「がんとお金」をご参照ください。また、「がん相談支援センター」でも相談することができます。

「地域のがん情報」では、各都道府県等が発行しているがんに関する冊子やホームページへのリンクを掲載しています。併せてご活用ください。

1.日常生活を送る上で

症状や、治療の状況により、日常生活の注意点は異なります。ご自身の体調をみながら、担当医とよく相談して無理のない範囲で過ごしましょう。

1)手術(外科治療)後の日常生活

基本的には食事や運動などの制限はありません。首のきず(創)が気になるときはスカーフなどを巻くなどで隠すこともできます。ただし、半年ほどで気にならなくなることが多いです。

2)放射性ヨード内用療法後の日常生活

放射性ヨード内用療法を実施する前後には、ヨード制限をした食事をしなければなりませんが、治療日の4日目以降は食事制限はありません。

3)性生活

性生活には、支障はありませんが、治療中は避妊しましょう。妊娠・出産を希望される場合は担当医とよく相談されるとよいでしょう。経口避妊薬などの特殊なホルモン剤をのむときも、担当医とよく相談してください。

2.経過観察

治療を行ったあとの体調や再発の有無を確認するために、定期的に通院します。特に、乳頭がんや濾胞ろほうがんでは、10年あるいは20年たってから再発する可能性がありますので、長期の経過観察が必要になります。手術後1〜2年間は1〜3カ月ごと、手術後2〜3年間は半年ごとぐらいが一般的です。ただし、甲状腺の全摘術などによって甲状腺や副甲状腺のホルモン薬をのんでいる場合には、その処方期間に合わせた通院が必要になります。

患者さんの状態に応じて変わりますが、問診、視診・触診のほか、必要に応じて血液検査、超音波検査、X線、CT、MRI、シンチグラフィ検査などを行います。

更新・確認日:2018年07月24日 [ 履歴 ]
履歴
2018年07月24日 「甲状腺腫瘍診療ガイドライン 2010年版」「頭頸部癌診療ガイドライン2018年版」を基に作成、掲載しました。
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