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急性骨髄性白血病(きゅうせいこつずいせいはっけつびょう)

更新・確認日:2015年05月20日 [ 履歴 ]
履歴
2015年05月20日 タブ形式に変更しました。「造血器腫瘍診療ガイドライン 2013年版」「造血器腫瘍取扱い規約2010年3月(第1版)」より内容を更新しました。
2006年10月01日 掲載しました。

1.再発

治療によって、白血病細胞が正常な細胞に占める割合がある基準を下まわった場合に寛解(かんかい)として、治療効果があったとみなすことができます。しかし、治療の効果により寛解あるいは治癒(ちゆ)と判断された後でも、再びがんが出現することがあり、これを再発再燃といいます。

この時期の治療は、それぞれの患者さんの状況に応じた治療の方針が検討され、化学療法の寛解導入療法(かんかいどうにゅうりょうほう)を再び行ったり、造血幹細胞移植が選択される場合もあります。急性前骨髄球性白血病の場合は、再発・再燃したときも分化誘導療法のレチノイン酸の投与や、分子標的薬のゲムツズマブオゾガマイシンを用いたGO療法で高い治療効果が期待できる場合があります。治療効果が得られない場合は、クオリティ・オブ・ライフ(QOL:生活の質)を維持しながら病気とつきあっていくことを目指した治療を行うことになります。

2.生活の質を重視した治療

近年、がんと診断されたときから、QOLの改善を目的とし、がんに伴う体と心のさまざまな苦痛に対する症状を和らげたり、患者さんとご家族がその人らしく過ごしたりするための緩和ケアが浸透し始めています。

緩和ケアは、がんが進行したときだけではなく、がんと診断されたときから必要に応じて行われるものです。痛みや吐き気、食欲不振、だるさなど体の症状や、気分の落ち込みや孤独感など心のつらさを軽くすること、また、その人らしい生活を送ることができるように、緩和ケアでは医学的な側面に限らず、幅広い対応をしていきます。

そのためにも、治療や療養生活について不安なこと、わからないことがあれば、ご自身の思いを積極的に担当医に伝えましょう。十分に話し、納得した上で治療を受けることが大切です。

緩和ケアについては、「緩和ケア」もご参照ください。

再発については、以下の項目もご参照ください。
がんの再発や転移のことを知る
痛み
がんの再発に対する不安や、再発に直面したときの支えとなる情報をまとめた冊子です。がんの再発という事態に直面しても、「希望を持って生きる」助けとなりたいという願いを込めて、再発がんの体験者、がん専門医らとともに検討を重ねて作成されたものです。 もしも、がんが再発したら 冊子
【参考文献】

  1. 日本血液学会編:造血器腫瘍診療ガイドライン 2013年版;金原出版

  2. 日本血液学会、日本リンパ網内系学会編:造血器腫瘍取扱い規約 2010年3月 第1版;金原出版

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