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多発性骨髄腫(たはつせいこつずいしゅ)

更新・確認日:2017年04月12日 [ 履歴 ]
履歴
2017年04月12日 「多発性骨髄腫の診療指針 第4版(2016年9月)」より「1.再発」を更新しました。
2015年05月26日 タブ化に伴い「転移・再発」を掲載しました。

1.再発

再発とは、治療の効果によりがんがなくなったあと、再びがんが出現することをいいます。多発性骨髄腫は、治療によって状態がよくなっても、病気が再発したり、病気の進行が止まっていたものが再び進行し始めたりする可能性が高いがんです。造血幹細胞移植(自家移植)がうまくいった場合でも再発する場合があります。

このような場合には、今までの治療内容や患者さんの臓器機能障害、合併症の有無などを考慮して、薬物療法が行われます。この時期の治療は救援療法(救援化学療法)と呼ばれます。治療効果が得られない場合は、クオリティ・オブ・ライフ(QOL:生活の質)を維持しながら病気と付き合っていくことを目指した治療を行います。

治療方法については「多発性骨髄腫 治療の選択-3.再発・難治性骨髄腫に対する治療」をご参照ください。

2.生活の質を重視した治療

近年、がんと診断されたときから、クオリティ・オブ・ライフ(QOL:生活の質)の改善を目的とし、がんに伴う体と心のさまざまな苦痛に対する症状を和らげたり、患者さんとご家族がその人らしく過ごしたりするための緩和ケアが浸透し始めています。

緩和ケアは、がんが進行したときだけではなく、がんと診断されたときから必要に応じて行われるものです。痛みや吐き気、食欲不振、だるさなど体の症状や、気分の落ち込みや孤独感など心のつらさを軽くすること、また、その人らしい生活を送ることができるように、緩和ケアでは医学的な側面に限らず、幅広い対応をしていきます。

そのためにも、治療や療養生活について不安なこと、わからないことがあれば、ご自身の思いを積極的に担当医に伝えましょう。十分に話し、納得した上で治療を受けることが大切です。

詳しくはこちらの「緩和ケア」もご参照ください。

再発のことについては、以下の項目もご参照ください。
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がんの再発に対する不安や、再発に直面したときの支えとなる情報をまとめた冊子です。がんの再発という事態に直面しても、「希望を持って生きる」助けとなりたいという願いを込めて、再発がんの体験者、がん専門医らとともに検討を重ねて作成されたものです。 もしも、がんが再発したら 冊子
【参考文献】
  1. 日本骨髄腫学会編:多発性骨髄腫の診療指針 第4版(2016年9月);文光堂
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