本文へ移動
HOME > それぞれのがんの解説 > 腎細胞がん 検査

全ページ表示がんの冊子腎細胞がん(じんさいぼうがん)

更新・確認日:2017年12月25日 [ 履歴 ]
履歴
2017年12月25日 「腎癌診療ガイドライン2017年版」より、内容の更新をするとともに、4タブ形式に変更しました。
2013年11月22日 タブ形式への移行と内容の更新をしました。
2006年10月01日 更新しました。
1997年03月24日 掲載しました。

1.腎細胞がんの検査

腎細胞がんでは、CT検査、超音波(エコー)検査、MRI検査の画像検査で診断します。画像検査で診断ができない場合には生検を行うことがあります。血液検査は、全身状態や腎臓の機能を調べるために行います。

2.検査の種類

1)CT検査

一般的な腎細胞がんでは、診断のために、造影剤を使ったCT検査が行われています。造影剤を静脈から急速に注入し、短時間にたくさんの画像を撮影することで、がんと考えられる部位の血液の動態をみる撮影方法です。肺への転移がないかを調べるために、胸部の撮影を行うこともあります。

2)超音波(エコー)検査

超音波検査は、超音波を体の表面にあて、臓器から返ってくる反射の様子を画像にする検査です。健康診断でよく用いられ、こうした検査で腎細胞がんが見つかることもあります。体の全体を検査するためには、超音波検査だけでは不十分なため、CT検査やMRI検査を追加します。

3)MRI検査

MRI検査では、磁気を利用して、がんの大きさや周囲臓器への広がり(浸潤)、良性腫瘍か悪性腫瘍かを診断します。CT検査で使われる造影剤に対してアレルギーがある場合や、CT検査や超音波検査のみでは診断が難しい場合に行います。

4)生検

細い針を刺して組織の一部をとって、がんであるかどうか、悪性度はどうかなど、組織の状態を顕微鏡で詳しく調べる検査です。いろいろな画像検査を行ってもはっきりとした診断ができず、それが治療に支障を来す場合に行われることもあります。

5)骨シンチグラフィ

骨の痛みなどの症状や、血液検査の結果などから、骨への転移の可能性が高いと考えられる場合に行われることがあります。

6)PET検査

がんの再発や、他の部位への転移を診断するために行われることがあります。

7)血液検査

体の状態を把握するための検査です。腎細胞がんでは、血小板数・総タンパクの値が低い、CRP・LDH・アルカリフォスファターゼ・AST・ALT・クレアチニンの値が高いといった、異常がみられることがあります。

8)腫瘍マーカー検査

腫瘍マーカーとは、体のどこかにがんが潜んでいると異常に大量に産生される物質です。がんの種類に応じて多くの種類があり、血液検査により量を測定します。

腎細胞がんでは、現在のところ、診断や治療効果の判定に使用できるような、特定の腫瘍マーカーはありません。
がんについて相談したいときは…
がん相談支援センターとは
がん相談支援センターを探す
よりよい情報提供を行うために、アンケートへの協力をお願いいたします。
アンケートページへ
用語集
このページの先頭へ