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全ページ表示がんの冊子でんし冊子脳腫瘍〈成人〉(のうしゅよう〈せいじん〉)

更新・確認日:2018年10月12日 [ 履歴 ]
履歴
2018年10月12日 「脳腫瘍診療ガイドライン1 2016年版」「臨床・病理 脳腫瘍取扱い規約 第4版(2018年)」より、内容の更新をするとともに、4タブ形式に変更しました。
2017年08月21日 掲載準備中としました。
2006年10月01日 更新しました。
1997年04月28日 掲載しました。

1.脳腫瘍の検査

脳腫瘍が疑われる場合、症状の詳しい経過を問診した上で、腫瘍の位置や大きさを確かめるために、CTやMRIなどで頭の中の画像検査を行います。また、脳に栄養を供給している血管と腫瘍との関係をみるために、脳血管造影検査を行うこともあります。最終的には生検もしくは手術を行って病理組織検査を行い、詳細な診断を確定します。

2.検査の種類

1)CT、MRI検査

CTはX線を、MRIは磁気を使った検査です。頭蓋骨の内部を描き出し、腫瘍の存在を調べます。多くの施設では、CTはMRIに比べて迅速に検査することができます。CTやMRI検査では、病気をより明瞭に描き出すために必要に応じて、それぞれの造影剤を使った検査を行います。造影剤検査を行うと、腫瘍の広がりや悪性度なども術前に推定することができます。
また、通常のCTやMRIに加え、必要に応じて、特殊なMRI検査を行うことがあります。例えば、脳の血液の変化をみるfMRI(functional MRI)を用いて、脳の運動野(手足の動きの中枢)や言語野(言葉の中枢)の位置を調べることがあります。

2)脳血管造影検査

造影剤を用いてX線で脳の血液の流れを撮影する検査です。
大腿部(だいたいぶ)の動脈に挿入したカテーテル(細い管)から造影剤を注入して、血管の走行と腫瘍との関係を調べます。脳血管造影検査によって、時に脳梗塞が起こることがあります。
なお、最近では脳血管造影のかわりに、比較的体への負担が少ない以下のような検査が行われることも多くなっています。脳血管造影検査時に、麻酔薬を使用して左右大脳半球の優位半球を同定する検査が行われることもあります。
・ 3D-CTアンギオ検査:ヘリカルCTを用いて、脳血管の構造を詳しく調べます。
・ MRA検査:MRI装置を用いて脳の血管を詳しく調べます。
これらの診察や検査によって、腫瘍の発生部位や広がりなどを推測することが可能です。しかし、診断を確定するためには、手術により腫瘍組織を採取し、その細胞を顕微鏡で観察して病理医が診断する病理検査(病理診断)が必要です。
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