がんと診断されると、「がんは治るのだろうか」「家族に病気のことをどう話せばいいのだろうか」など、さまざまな場面でストレスを感じ、不安になったり、落ち込んだりすることがあります。こういった不安や落ち込みは自然な反応ですが、日常生活に支障が出たり、つらい状態が続いたりしているときには、担当医や看護師、精神科医や心理士などに相談してみるとよいでしょう。
「がんと心」ではがんと言われた時に心に起こること、「がんと上手に付き合うための工夫」では自分の心の状態を知りストレスに対処する方法、「専門家による心のケア」ではケアが必要な状況や専門家による心のケアの例について紹介しています。がんと診断されたときの自分の心の状態を知り、必要に応じて専門家による心のケアを受けながら、がんと上手に付き合っていきましょう。