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全ページ表示でんし冊子舌がん(ぜつがん)

更新・確認日:2019年03月14日 [ 履歴 ]
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2019年03月14日 「頭頸部癌診療ガイドライン 2018年版」「口腔癌診療ガイドライン 2013年版」「頭頸部癌取扱い規約 第6版(2018年)」を基に作成し、掲載しました。

1.舌がんの検査

舌がんでは、目で見て確認する視診と、さわって確認する触診を行い、がんの大きさを測定します。舌の組織の奥深くまでがんが広がっている場合には、CT検査、MRI検査などの画像検査を行って広がり具合を把握します。必要に応じて、がんが全身へ広がっているかどうかを調べるためにPET検査や骨シンチグラフィ検査も行います。

2.検査の種類

1)視診

口の中に光をあてながら舌を直接観察して、がんが疑われる部分の大きさや形を確かめます。このとき、粘膜に白い斑点ができる白板症などの異常の有無、虫歯やインプラント、かぶせ物の状態なども確認します。

2)触診

口の中に指を入れてがんがあると疑われる部分に直接触れ、がんの大きさや硬さ、広がりなどを調べます。さらに、首をさわって、リンパ節の腫れがあるかも確かめます。

3)超音波(エコー)検査

超音波を体の表面にあて、その超音波が体の中で反射する様子により、体の断面をみる検査です。がんの深さや、広がりなどを調べます。

4)細胞診・組織診

疑わしい組織の一部を採取し、顕微鏡で詳しく観察する検査です。がん細胞の有無や、がんがどのような種類の細胞から発生しているか(組織型)、がん細胞が正常な細胞とどのくらい異なっているか(異型度)などを調べます。舌がんでは、ブラシや綿棒などで舌の表面をこすって細胞をとる「細胞診」と、鉗子(かんし)などの器械で組織の一部を採取する「組織診」が一般的です。

5)CT検査

体の周囲からX線をあてて撮影することで、体の断面を画像として見ることができます。肉眼では確認できない、がんの深さや広がりを調べます。

6)MRI検査

強力な磁石と電波を使用して撮影することで、体のさまざまな断面を画像として見ることができます。CT検査と異なる情報も得られるため、組み合わせることで、がんの広がりや転移についてより正確に把握できるようになります。
用語集
転移 

7)PET検査

放射性フッ素を付加したブドウ糖液を注射し、細胞への取り込みの分布を撮影することで全身のがん細胞を検出する検査です。一般的にはCT検査を併用したPET-CT検査を行います。他の検査や画像診断により病期の確定ができない場合に行うことがあります。

8)骨シンチグラフィ

弱い放射線を放出する薬剤を注射することによって、骨にがんがあるかを調べる検査です。がんの骨への広がりが疑われる場合に行うことがあります。

9)腫瘍マーカー検査

腫瘍マーカーとは、がんの種類により特徴的に産生される物質で、血液検査などにより測定します。この検査だけでがんの有無を確定できるものではなく、がんがあっても腫瘍マーカーの値が上昇を示さないこともありますし、逆にがんがなくても上昇を示すこともあります。
舌がんでは、現在のところ、特定の腫瘍マーカーはありません。
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