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がんの検査について

それぞれの検査 種類別

1.画像検査

画像検査は、画像によって病気の有無や広がり、性質を調べる検査です。画像検査には、X線検査(レントゲン検査)、CT検査、MRI(磁気共鳴画像)検査、PET検査、超音波(エコー)検査などの検査があります。

2.病理検査

がんかどうか、どのような種類のがんかについての診断を確定するための検査です。体の一部分から採取した細胞や、病変の一部を薄く切り出した組織を顕微鏡で観察することにより、良性か悪性か、異型度はどうかなど、細胞や組織の性質を詳しく調べる検査のことです。病理検査に基づいてなされる診断を病理診断といい、専門の病理医によってなされます。

3.バイオマーカー検査(がん遺伝子検査・腫瘍マーカー検査など)

タンパク質や遺伝子などの生体内の物質で、病状の変化や治療の効果の指標となるものをバイオマーカーといいます。バイオマーカーでがんの性質を事前に調べ、効果を予測して治療の方針を立てることもあります。

※市販の遺伝子検査について
がんや生活習慣病のかかりやすさに関連した遺伝子検査が可能であるとして、簡易な遺伝子検査が市販されています。一部の遺伝性のがんを除き、大部分については科学的根拠が確立しておらず、検査結果やその解釈、推奨される対策などの信頼性に欠けるものもあるので注意が必要です。
更新・確認日:2021年07月01日 [ 履歴 ]
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2021年07月01日 掲載しました。
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