1.不眠について
がんと診断された直後や治療中などでは、寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、朝早くに目が覚める、よく眠れたと思えないといった不眠の状態になることがあります。
2.原因
がんやがんの治療による痛みなどの症状、環境の変化、がんと診断されたことによるショックやストレスなどが原因となることがあります。
3.眠れないときには
担当の医師とともに改善する方法を探していき、必要に応じて痛みなどの症状を取り除く薬や睡眠薬を使います。医師や看護師などの医療のスタッフに相談することで、適切な対処方法が見つかったり、気持ちが軽くなったりすることもあります。
4.ご本人や周りの人ができる工夫
眠れないときはベッドから離れてリラックスする、眠くなってから横になるなどの工夫をしてみましょう。
5.こんなときは相談しましょう
がんと診断された直後や治療中、治療が終わったあとなどに不眠で困った場合には、担当の医師や看護師に相談しましょう。