脳腫瘍は、頭蓋骨の中にできる腫瘍の総称であり、腫瘍を構成している細胞の種類と、腫瘍が最初に発生した場所に基づいて分類されます。
脳腫瘍の症状には、大きく分けて、「頭蓋内圧亢進症状」と「局所症状(巣症状)」があり、これらの症状は、脳腫瘍そのものや脳浮腫によって生じます。脳浮腫とは、脳のむくみのことであり、脳に発生した腫瘍が大きくなると腫瘍の周りに生じることがあります。頭蓋内圧亢進症状や局所症状では、それぞれにさまざまな症状がみられますが、子どもは症状を上手に表現することができず、発見に時間がかかることがあります。
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脳腫瘍〈小児〉について
脳は、脳を保護する骨である「頭蓋骨」に囲まれた臓器です。頭蓋骨に囲まれた頭蓋内で、 髄膜に包まれ脳の… -
検査
小児脳腫瘍が疑われる場合、まずは症状の詳しい経過を把握するために問診し、次いで神経学的診察を行います… -
治療
治療方法は、脳腫瘍の性質や体の状態などから検討します。脳腫瘍は、悪性度(グレード)で分類します。 -
療養
腫瘍や治療の影響で、日常生活ではサポートが必要になることもありますが、基本的には、可能な範囲で、入院… -
臨床試験
国内で行われている臨床試験が検索できます。 -
患者数(がん統計)
患者数と生存率の情報です。 -
関連リンク・参考資料
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関連する情報
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成人の脳腫瘍に関しては以下のページをご参照ください。
脳腫瘍〈成人〉