腎臓がんは、腎臓の細胞ががん化したもので、腎がんともいいます。このうち、腎実質の細胞ががん化して悪性腫瘍になったものを腎細胞がんといいます。
がんが初期の段階ではほとんど自覚症状がありません。そのため、小さいうちに発見される腎細胞がんは、健康診断や、他の病気が疑われたために行う検査などで偶然に発見されるものがほとんどです。肺や骨、肝臓、脳に転移したがんが先に見つかり、詳しく検査した結果、腎細胞がんが見つかることも少なくありません。
がんの診断から治療までの流れなどについては「関連する情報」をご覧ください。
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腎臓がん(腎細胞がん)について
腎臓は、ソラマメのような形をした、成人の握りこぶしよりもやや大きい臓器です。ちょうど肋骨の下端あたり… -
検査
腎細胞がんは、多くの場合、腹部超音波(エコー)検査やCT検査で見つかりますが、確定診断のためにはCT… -
治療
腎細胞がんの治療には、手術(外科治療)、凍結療法、薬物療法、放射線治療、緩和ケア、監視療法などがあり… -
療養
治療後は、定期的に通院して検査を受けます。検査を受ける頻度は、がんの進行度や治療法によって異なります… -
臨床試験
国内で行われている臨床試験が検索できます。 -
患者数(がん統計)
患者数と生存率の情報です。 -
予防・検診
発生要因と予防と検診の情報です。 -
関連リンク・参考資料
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関連する情報
がんの治療を始めるにあたって、参考となる情報です。
これからの治療や生活のことを考える上で、知っておいていただきたい情報を掲載しています。
がんの診療の流れやセカンドオピニオンなどに関する情報を掲載しています。
ご家族や身近な人ががんと診断された人に向けた情報を紹介しています。
小児の腎腫瘍に関しては以下のページをご参照ください。
腎芽腫(ウィルムス腫瘍)〈小児〉
更新・確認日:2025年05月30日 [ 履歴 ]
履歴
2025年05月30日 | 冊子「腎がん(腎細胞がん)」のタイトルを「腎臓がん(腎細胞がん)」に変更し、更新しました。 |
2025年04月07日 | 「腎臓がん(腎細胞がん) 療養」「腎臓がん(腎細胞がん) 予防・検診」を更新しました。 |
2023年06月27日 | 「腎がん(腎細胞がん)」のタイトルを「腎臓がん(腎細胞がん)に変更しました。 |
2022年12月01日 | 冊子「腎がん(腎細胞がん)」を更新しました。 |
2022年10月31日 | 「腎癌診療ガイドライン2017年版 2020年アップデート内容」「泌尿器科・病理・放射線科 腎癌取扱い規約 第5版」より、内容を更新しました。 |
2021年07月01日 | 掲載しました。 |