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治療について

更新・確認日:2014年04月22日 [ 履歴 ]
履歴
2014年04月22日 2013年7月発行の冊子とがん情報サービスの情報を再編集し、掲載しました。

治療の概要

小児がんの治療では、大人の場合と同じように、手術治療、薬物療法(抗がん剤治療)、放射線治療を組み合わせた集学的治療が行われます。

脳腫瘍、神経芽腫、腎腫瘍などの固形がん(腫瘍)に対しては、手術によってがん(腫瘍)を切除することを優先します。

小児がんは、大人のがんに比べて薬物療法の効果が高いとされており、薬物療法が治療の中心になることも多いです。白血病やリンパ腫では、抗がん剤だけで治療できることもあります。手術が主な治療法であるがんや腫瘍に対しても、補助的に抗がん剤を用いる場合が多くあります。

放射線治療は、ふえ方が速い小児がんに対して効果の高い治療法です。

白血病やリンパ腫などの血液のがんでは、「造血幹細胞移植(ぞうけつかんさいぼういしょく)」という治療法が担当医から紹介されることがあります。これは、血液中の赤血球や白血球、血小板などの血液細胞をつくり出しているもととなる造血幹細胞を移植するものです。

治療の前に担当医から、それぞれの治療の効果と副作用について詳しく聞き、子どもの成長発達や将来のことを視野に入れ、十分に考えた上で治療を選択し、必要な準備をしていきます。

治療に向けた準備

手術治療には、小児外科を中心として、脳外科、整形外科、耳鼻咽喉科(いんこうか)、泌尿器科など多方面の外科の医師もかかわります。

血液のがんで薬物療法を行う場合など、治療によって骨髄の機能が低下し、白血球が減少して感染しやすい時期がわかっている場合には、「クリーンルーム」 「無菌室」と呼ばれる、特別な空調設備(高性能フィルター)を使用してきれいな空気を循環させている病室で治療を行うことがあります。

放射線を照射するときには、隔離された部屋(放射線治療室)で1人で治療を受けます。また、治療の間は、感染を予防するために体を清潔に保つなどの注意が必要になります。

慣れない環境での治療に向けて、治療を行うがん(腫瘍)の場所、治療の方法や期間について、担当医や放射線医などの医療スタッフと一緒に、子どもも交えて治療についての話し合いや見学を行い、子ども自身にわかるように、1つずつ不安を解消していきます。

緩和ケアについて

がんに対する治療と平行して、お子さんの体と心のつらさを和らげるための治療(緩和ケア)も行います。 また、お子さんを支えるご家族の方がかかえるつらさやストレスも、ケアしていきます。
よりよい情報提供を行うために、アンケートへの協力をお願いいたします。
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